プロフィール

mnagano

Author:mnagano
所有艇のソレイユ・ルボン26ftは製造後30年ほど経ちますが、ハルは頑強そのものです。ヨットは大きなプラモデル、内外装とも日々改造、余暇に?セーリングとクルージングを…

最新記事

カテゴリ

最新コメント

最新トラックバック

FC2ブログランキング

アクセスランキングに参加しました。プチッとして頂けるとラッキーです。

リンク

RSS

11月2日 誕生会クルージング その2

どうやら 天気が怪しいというのは本当の様です。明け方近く桟橋がギシギシと音を立てて揺れています。時折ザーッと雨音も。7時に寝ぼけ眼で起き出してみると雨は止んでいます。

のんびりとキューバサンドを作りコーヒーを沸かしてコクピットで食していると急に雨が降り出しました。しかも大降りの雨なのでキャビンに潜り込む間だけでスプ濡れになりました。風は余り無かったのですが大降りの雨の時は結構な風です。多分7m以上あるでしょう。海上はどんな状況ですかね。

前日に9時出航と決めてあったので、オイルスキンを着込んで予定通り舫を解きます。
漁港の港内ではセールを減じれば上げたままで良いというのを逆手に取って港内でメインを揚げておきます。こうすれば出航直後に何があっても対処できるからです。今までは余り役に立った例は無かったのですが…

保田漁港の両岸にある灯台を過ぎた直後、あのものすごい風が吹き雨が降り出し始めました。戻るか?と無線で連絡しあいますが、三崎の方が晴れていたはずなのでこのまま行く事に。しかも前方に漁船が居るものと見ていたのは平島の灯標でした。危うく乗り上げるところでしたね。豪雨なのでiPadはキャビンの中ですからコースは感とコンパスだけです。差板を工夫して雨でもiPadが見られるようにしたいです。

吹き始めの風は8mくらいでした。徐々に上がって航路に入る辺りでは12mに上がってきています。このまま航路を横断するなら出来る限り短い方が良さそうです。ポート側には大型タンカーが見えています。水先案内を乗せたタグボートの近くを過ぎるとバウを躱した事になるので、そのまま直進。

この雨と風の中で航路を横断している小さなヨットに気を遣ってくれているのか、入船は皆避けてくれています。だからと言う訳ではないですが針路は第一灯浮標へ。
航路を横断する間中8~12mの風とうねりを伴った南西の波の洗礼を受けました。伊東クルージングでも同様な経験をしているので何ともないのですが、新調したオイルスキンは期待通り一滴の水も通しませんでした。ブランド物ではなくワークマンの合羽とズボンなのです。防水率が高くて24時間雨に晒しても漏れないという機能で、しかもお安いのでセルさんもご愛用。
オイルスキン専門メーカーでなくても防水性能は大したものです。ポケットや首回りの作りは流石に専門メーカーとは比較になりませんがあの物凄い雨にも耐えてくれたので満足です。
灯浮標少し前まではメインだけでしたが、ジブも展開すると一層走りごたえが出ます。ハイアスペクトジブでの帆走は10m位までは普通に行けます。5~10mと適合範囲の広いジブですね。

第一灯浮標からはブロードリーチで快走です。南西の風と波なのでプローチング気味になりますが、波に乗ったり、蹴って進んでいるのは迫力がありますね。追風では面積の小さいジブは不利だと思っていたのですが、ブロードリーチ位までは余り神経質にトリムしなくても行けるので楽に乗れます。クルージングは競争でないので自分に合っていればそれがベストですね。

観音崎を回る辺りから岬の陰になって4m台まで風が落ちます。巨大なブランケットという訳ですね。丁度その辺りは遊漁船や小舟の集まっている場所なので気が楽です。

のんびりセーリングから少し風の上がった時のポッキー艇です。
20201102_001.jpg 20201102_003.jpg

今回はセーリング慣らし中のセル艇
20201102_002.jpg 20201102_004.jpg

遊漁船の塊を抜けるとまた風が上がってきました。6mからあっという間に8mを越えています。艇速も4ノット台から6ノットに伸びてきました。これは楽しいです。150%ジェノアだとファーリングしないとヒールがきつすぎますが、このジブだとそのままで乗り切ってしまいます。まさにクルージング用のジブです。これがレースだったらもっと頑張れるでしょうからもっと楽しい事になってきます。でもレースはやらない事に決めましたからクルージング用のジブとして常用する事にします。

猿島を過ぎる辺りでポッキーさんとはお別れです。この辺りからエンジンを完全に止めました。それでも8m位の風に乗って艇速は6ノットの中盤を指しています。トリムを完全にすれば8ノットは可能?
30ftクラスのヨットなら出来るかもしれませんが、全長8m、水船長5.8mのCatseyeではこれが限界かも。その後、メーター読みで6.8ノット迄上がりましたが、これ以上は機帆走でないと無理なようです。
セル艇はと言うと機帆走なのかどうか分かりませんがピッタリと後ろをついてきています。

それにしても走りが楽しいです。見掛120度近辺で6~8mとふらついていますが6ノットを切る事は無いです。こんな楽しい事をオートパイロットに任せておくのは勿体ないですから観音崎から先はティラーを握っています。パフが入ると船首を風上に向こうとするのをティラーで抑え込むと次の瞬間バウは風下へ。パフが入りそうになったら先行してティラーを抑えてこの動作を防ぎます。一定のコースを維持するとそれにつれて艇速も上がってきます。

とうとうマリーナ近くに停泊している本船の近くまで来てしまいました。そろそろセールダウンのタイミングですね。その本船の風下でセールダウン。風の影響が少なくて済みますね。

クルージングでは何時も機帆走。予定重視のクルージングですからセーリングを楽しむ事は余りありません。風が強い時、150%ジェノアならファーリングしてメインだけの機帆走が殆どですが、このハイアスペクトジブならセーリングを楽しみながらのクルージングが出来そうです。クルージングの楽しみが1つ増えました。

マリーナに着いてセルさん達とお別れです。後は遅い昼食を取ってから帰途に就く事にしましょう。といいつつ船内を片付けて出た次の瞬間、追ってきた雨が追い付いたようです。桟橋を急いで駆け抜けますが雨量の方が勝ったようで前進ずぶ濡れ。折角此処まで濡れずに来て着替えたばかりなのに…

楽しいクルージングだと次にまた行きたくなりますね。次は何処にするかな。


トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
1846: by Catseye on 2020/11/06 at 09:09:50

ポッキーさん
筋肉痛は辛いですね。
私は帰りの快走があったにしてもジブの助けもあって体が楽でした。力は余りいらないですからね。
模擬レースはYBCCのセールレーニングだと思いますが、運営方針の違いなど色々あってクラブの活動には参加しない事にしています。何処のレースやレースもどきでも終了後の懇親会を自粛している中で敢えてやるのはクレージーだと思っています。それだけが心配ですね。

練習そのものはレースを意識しますが、スタート、フィニッシュも自己申告ですし、参加艇も色々なので楽しんで下さい。
クラブの諸々が無かった前は超微風、8艇参加の修正で3位でした。30ftオーバーとも一緒に走って走り較べる事も出来るので良いと思います。

1845:8日(日)はレースに参加 by ポッキー on 2020/11/05 at 22:17:07

N野さん、先週の保田往復以後身体中が筋肉痛で参っています。
復路は結構まじめに帆走したので知らぬ真に筋力使っていました。
セルさんから8日(日)は外洋帆走クラブ?の草レースがあるとの事で、セルさんの新しいヨットに同乗させて貰い参加します。
N野さんもエントリーされるのですか?
詳細は判りませんが、レース後には三密避けての宴会も有るのかな?

1844:キャビンの中を整理しましょう by Catseye on 2020/11/04 at 20:34:56

ポッキーさん
最近のお勧めの中でもハイアスペクトジブは超勧めです。レースに出ないのなら守備範囲が広くて手も掛からないこのジブに勝るものはありませんよ。超微風の時でもクルージングなら機帆走なので関係ないですよね。風速に合わせて強くなったらメインをリーフすれば済みますね。
ランニングでリーフは厳しいですからどちらを落とすか選択ですが、そんな時は早めに諦めがつくと思いますし、体力に応じて選べば良いと思います。
この歳になってくると無理をせずに楽しながら高性能な艤装であるのがベストな様な気がしてハイアスペクトジブだけにすると思い切りました。

漁港の出港では次に何があるか分からないので、訳の分からない理想論よりも楽に安全を確保出来る構えが必要だと思います。今回は役に立ったと思っているので、誰が何と言おうとも港内でのセールアップはやっていこうと思っていますよ。
キャンバスの選択はメインのみで駄目だったら残るはストームジブかステースルだけですから何をやってもダメだと思います。今回でもそんな兆候は無かったですからメインだけ揚げておけば良いのだと思いますよ。最悪でも逃せば済む事ですよね。

1843:自艇も船内はメチャクチャ by ポッキー on 2020/11/04 at 19:02:50

N野さん、自分もハイアスペクトのジブセールが欲しくなりました。
今回の復路の風は航路横断時は6~12m、観音崎から母港までは8~10m。
ジェノアジブでは太刀打ち出来ず、結局セールカーブと効率は悪くなってもジブを少し巻いて走りました。
もうレースは出る事無しと思いますが、広範囲の風で使用可能な100%程度のハイアスペクトジブセールは役立ちますね。
何よりも昨今の全てのレースヨットはハイアスペクトのメインとジブばかり。
歳重ねると筋力も落ちてしまい、150%ジブは持て余し気味です。
後、自分はずいぶん前から港内は帆を減じて走れば良いに従い、毎回保田漁港内でメインだけは揚げて出港しましたがN野さんも同様にされたので良かったと思います。
堤防過ぎて帆を揚げるのは波やうねりでシングルハンドでは翻弄されますので港内で揚げるのは絶対お勧めですし、メイン揚げてしまうと諦めで帆走または機帆走する機会も増えます。
難点は港内では沖の荒れ模様が今一判断出来ずキャンバス面積誤って出港してしまう事か!

1841: by Catseye on 2020/11/04 at 09:54:48

マハロパパさん
ハイアスペクトジブは良いですよ。微風の時は凹みますが、風が強い時は頼りになります。サイドステーの内側で引けるので上りにも強く、微風時を我慢できればオールマイティーです。
風がある時に一度体験してみますか?8m以上の上りは一度しかやっていないのでトリムを調整して必要なら艤装も調整しようと思っています。

1839: by マハロパパ on 2020/11/04 at 09:45:07 (コメント編集)

ハイアスペクトジブが、やはり気になりますね。
私の艇はどっちみち補修が必要なジブなので、思い切ってリカットしようかなぁと思い始めました。

1838: by Catseye on 2020/11/04 at 09:12:00

ポッキーさん
写真はご自由にお使い下さい。元ネタが良ければ見れる様にしますよ。
クルージングは楽しかったですね。出立ての時はいきなりセーリングモードになったので心の準備が出来ていなくて戸惑いました。
航路横断の半ばからジブも揚げましたが中々良い仕事をしてくれましたので、思わずオーパイを切ってティラーを握り続けてしまいました。尤も10mを超えての下りで波に押されているとオーパイでは進路の維持が難しくなりますからね。波乗りが終わった瞬間の舵取りは人間の方が確実でした。

ジブの大きさもちょうど良い塩梅だったので良かったです。セルさんに後ろから見てもらった時にもぴったりと決まっていたそうですから10mまでの風なら良いセールです。上りであの状況だったらメインワンポンで12m位まで行けそうです。15mかな?
それにしてもあの風と海況ではフルセールはキツイですね。7.5knは頷ける数字です。
久々にキャビンの中がメチャクチャになりました。ヒールが少なかったので大丈夫と思っていましたが、結構ヒールしていたんですね。夢中だったので気がつきませんでした。
今度は上りでどの位まで耐えられるか試してみたくて、又クルージングに行きたくなりました。

1837: by Catseye on 2020/11/04 at 08:50:12

セルさん
誕生会もあって楽しかったです。また行きましょう。
クルージングはその時の体調や海況、船の信頼度などで最適なやり方をすれば良いのです。余り無理をしない様にするのも一つの方法ですよ。
私は出てからではヤバいと思って港内でメインをセールアップしていたので何とかシングルでも乗り切れました。あの海況では出てからのセールアップは中々難しいものがあったと思います。

ワークマンは確かにブランドですね。ワークマンプラスもありますからね。カミさんにも言われてしまいました。
オイルスキンの下は薄着でしたが水が入らないだけでなく暖かでお日様が出た時は暑いくらいでした。流石です。

1836:素晴らしい役立つジブセール! by ポッキー on 2020/11/04 at 00:59:05

N野さん、お疲れの中帰港当日のブログアップ有り難うございます。
先ずは自艇の写真シェアさせてください、年賀状に使いたいと思っています。
今回の保田もセルさんの誕生会含めて、毎度の尽きないヨット談義、そして何より色々な海況を経験出来て本当に楽しかったです。
特に復路の観音崎越えてから6~10mの風は久々の帆走のみでの最高の気持ちでした。
で、ジブセールの件ですがその風ですと150%ジェノアとフルメインでは少々オーバーキャンバスで、自艇は時たまブローチングとヒールで、ジブのフットが海水を汲んでしまいました。
N野さんのジブを横から見ますと、丁度ジブリーダーの一番前辺りにクリューが位置し、且つジブをハイカットにしておらずジブのフットとデッキ上に隙間が少なく、大変有効なセールカットでした。
ジェノアジブをファーリングして行くとどうしてもフットが高くなってしまい、特に自艇はシングルハンドが多いのでワッチの邪魔にならぬあ様にハイカットにしており、ジブを巻くとフットが高くなってしまい効率が悪くなります。
レース艇はジブのフットがデッキに付くようなセールカットで効率良く風を掴み快速で走りますから、N野さんのジブも同様と思います。
そして何よりあのジブ面積は広い範囲の風速に対応可能で、今回の復路ではナイスキャンバスでしたし、ファーリングしませんから登れますよね!
N野さんもセーリングのみで6.5Knで快走したとの事ですが、自艇も観音崎から八景までセーリングのみでジェノアであった事も有りMAXで7.4knまで出ました。
また保田に行きたくなってしまう様な海況で、今回も有り難うございました!

1835: by セル on 2020/11/04 at 00:32:31

永野さん 今回は、誕生日会有難う御座いました
楽しい時間を過ごせました。
帰りの天候には流石に参りました
帆走練習をしようにも、まだ慣れていないので、終始エンジン頼りに
なってしまいました
少し練習を積んで思い道理に動かせるようにします。
追伸ワークマン推進派としては、ワークマンはブランドです
ワークマンブランドとして職人の色を忘れてはいません
職人が極寒に現場で働きやすいように作られているので、そこらの極暖まがいの
ファッションブランドとは訳が違います!
間違えないで頂きたい(笑)

▼このエントリーにコメントを残す