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所有艇のソレイユ・ルボン26ftは製造後30年ほど経ちますが、ハルは頑強そのものです。ヨットは大きなプラモデル、内外装とも日々改造、余暇に?セーリングとクルージングを…

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7月23日 セル艇回航 その3、下田からYBM

今日は下田からYBMまで一気に帰ります。と言う事で4時起床、4時半出航です。

まだ薄暗いですが稲生沢川の両岸は良く見えます。小島(みさご島と言うらしい)を右手に見て湾口を目指します。

湾口手前でログをスタート。爪木崎を躱してから北東に針路を取りAIS航路北方に並んで劒崎を掠めてアシカ島東から観音崎、YBMへ至るコースです。
気象庁のホームページで黒潮の分流が伊豆半島の南端から相模湾へ向けて流れている事が分かっていたので、潮流を利用して時短を計ります。計画航程65.4マイル、5ノット平均の所要時間は13時間ですが潮流がどの位在るのかは分かっていません。昨日の石廊崎沖では少なくとも1~2ノット位在りそうでした。

沖合に出ると下田と伊豆半島の南側が良く見えます。結構かすんでいますけど…
20200723_001.jpg 20200723_002.jpg
ここから暫くは未体験ゾーンです。伊東や熱海、大島から熱海への航海で経験済みとは言え少し緊張しますね。

南側は利島。
20200723_003.jpg
新島
20200723_004.jpg
神津島
20200723_005.jpg
大島が見えます。
20200723_006.jpg
どこも見える範囲では近そうですが利島までは12マイル、大島、新島で16マイル、神津島で22マイルあります。ちょうどYBMからは浦賀や保田位の距離です。下田まで来ればアイランドホッピングも楽に出来そうですね。

出港直後から爪木崎を躱すまでは5ノット平均でしたが、三崎直行コースに入る辺りから平均で6ノットを超えるようになります。
AIS航路の大島南端から北端までは7ノット台を記録する事が多くなり、最大で9.1ノットまで上がりました。全長25フィートのヨットではエンジンがいくら強力でも単体でここまで上がる事はありませんから、最大3.1ノットの潮流があった事になります。平均でも1.5ノットの南西流があるので、東京方面から下田へ直行する事を考えている方は岸寄りのコースを選択した方が良さそうです。

さて、このAIS航路ですが識別する浮標などは無くAISでのみ識別できます。我々の船の様にAISを積んでいない船には分からないのです、が本船はしっかりとみの航路内を走行しているいるので安心感があります。たまに航路を外れてくるのは清水港行です。
大島を望むあたりで私はワッチオフ。2時間ほど眠ります。今回も目を閉じたら即秒で寝ました。時折強烈にパンチングしていましたが夢の中でした。

ワッチを交代する時にパンチングの凄かったのが潮目で結構大変だったようです。知らぬが仏と言うものですね。ログ上ではマックス9.1ノットでしたがセルさんのNAVIONICSでは10ノットが出ていたようです。誤差の範囲かも知れませんね。

交代した途端に夏の平穏な相模湾になりました。強力な潮流のお陰もあり、天候も曇り時々晴れですから快適そのものです。この調子が続いてくれると良いのですが…

セルさんが起きてきて昼食の支度をしてくれています。昨日もそうでしたが潮風に吹かれた身にはインスタントのラーメンが体に沁みます。海の上で食べるものは何でも美味しく感じますが、今日は特別なような…

遠くにイルカの群れが泳いでいるのが見えました。相模湾は何回も横断していますが大抵は寝ているか映画を見ているのでお初です。背びれが見えるだけでなく体躯迄見えたので本物ですね。

この潮流の恩恵に預かれるのは三崎の黄色ブイ辺りまでです。劒崎沖では潮止まりと反流の影響で5ノット台に落ちてきます。金田湾では急に風が上がって向かい風になったので4ノット台に落ちました。それでも観音崎あたりでは6ノット台を回復してきたので風が無ければ6ノット巡航が出来る船だと思います。

猿島辺りまでは良かった天気も雨が降り始めました。ここまで来て雨か~
結局YBMに着くまで雨が止む事はありませんでした。

YBM到着は15時半。長いような短い航海でした。航海中お話ししながら過ごせたのも短く感じた要因です。
下田からYBMの実時間は11時間、航程68マイルで走破しました。平均6.3ノットはエンジンが強力な事を差し引いても驚異的としか言いようがありませんね。Catseyeでの最長は大島までの約50マイルでしたから人の船とは言え68マイルもの長距離を走れたことは素晴らしいの一言に尽きます。
着いてからK道さんに11時間で戻った事を伝えると「え~、そんなに!」と驚いていましたから潮流侮るべからずです。
セルさんも新しいヨットでの航海で長距離の経験が積めたのと、新しい船の安定性が確認できたようです。口癖のように「前のフェスタ24だとこうはいかない」を連発していました。

因みに全行程21時間で消費した燃料は22リットル位との事で時間当たり1リッター強なのは推進力が強力な割に省資源なようです。これからのクルージングが楽しみですね。


私はと言えばこれだけの長い時間を乗ったのは初めてで、行った事の無い海域が体験できた事は大変有り難かったです。伊豆半島西岸や石廊崎の様子も分かったので長距離クルージングに行けそうな気がしました。
有難うございました。



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コメント
1781: by on 2020/07/26 at 08:01:46

セルさん
こちらこそ良い経験をさせて頂きありがとうございました。
今度は長い航海も大丈夫そうですね。
リンクは自由に貼って下さい。

1780: by セル on 2020/07/26 at 00:23:08 (コメント編集)

永野さん
今回は、遠い所  有難う御座いました。
ほんと行けるもんだと思いました
両日恵まれて、あの日で良かったです。
長いようで短い 短くはないけど帰って着たら
あっという間だったような   そんな感じでした
ほんと有難う御座いました

細かく書いてくれたので、このブログリンクしても良いでしょうか?

1778: by Catseye on 2020/07/24 at 21:00:22

マハロパパさん
伊東回りだと相模湾横断も安心してできますね。お疲れ様でした。
石廊崎から三浦半島にかけての黒潮分流はMAXで3.1ノットくらいで流れているようです。セル艇も9.1ノットと25ftとは思えない速度でした。
夏のクルージングは西伊豆も視野に入りそうですね。

1776: by マハロパパ on 2020/07/24 at 19:14:15 (コメント編集)

お疲れさまでした。無事でなによりです。
今年はコロナで、ヨットでも行動に注意する必要がありますが、単独行動で、あちこち航海できるなら、どんどん行きたいですね。

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