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所有艇のソレイユ・ルボン26ftは製造後30年ほど経ちますが、ハルは頑強そのものです。ヨットは大きなプラモデル、内外装とも日々改造、余暇に?セーリングとクルージングを…

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2月11日 3D プリンターで作った部品大公開

外は小雪がちらついていて寒いですね。こんな時は炬燵にこもっているに限ります?

中々マリーナにも行けない日が続いていますので、先日レポートしたように船の部品を3D プリンターで作っています。
写真を撮ってみました…それが何なのよ。…まぁまぁ。


まずはかなり時間を掛けているVHFのホルダー。
これはコンパニオンウェイのバルクヘッドに作り付けてある棚の上面に引き出し式のホルダーを設けようというものです。スライドして出して無線を使い、要らないときは棚の上に仕舞っておこうと思って作っています。
これが全体像。
20190210_001.jpg
左下の板状のものと上下の細長いものが棚にネジで固定するベースです。これから接着します。

無線機とベースの間にある長い棒状のものがスライドさせるホルダー本体です。右の方に無線機のホルダーを止めるためのネジ穴が少しずらして空けてあります。

右下のダイアルからマイクホルダーまでが無線機を取り付けるための部品です。もう少し拡大すると…
20190210_002.jpg
無線機本体に付いていたホルダーでも良かったのですが、スライドさせる本体とオフセットさせて付けたかったので作ってしまいました。同時にダイアルもネジの長さが合わなくなったので作ったという次第です。
一番右側の小さな丸い部品はマイクに付ける固定金具で、右側がオリジナルで欠けてしまったので作り直しました。拡大すると
20190210_004.jpg
こんな感じで欠けていてオリジナルのマイクホルダーにも引っかからなくなっていたので、マイクホルダーごと作り直したものです。微妙に形が違いますが、装着すると問題ないのでよしとしています。
こんな風に破損した部品でも、サイズを測って作れるのは3D プリンターならではですね。

実はプロトタイプを作ってから三作目でして、中々思うように作れなかったのは設計ツールに不慣れだった事と、プリンターの設定とフィラメントの材質選びに時間が掛かった為です。最終的にはPETGという前回書いたような材質に落ち着いたのですが、長い道のりでした。因みに現在、スライドさせるホルダー本体を削りすぎてしまったので、いまプリントし直しています。


次はコンパニオンウェイ・スタボー側のバルクヘッドに棚を作ろうと思って作成したアングルです。バルクヘッドが10度ほど傾いているので直角のアングルではピッタリ付かないので作った物です。写真では分かりづらいですが、100度の角度で作ってあります。
20190210_005.jpg
これは一本が左右に分かれていて、プリント後に接着したものです。最近は設計ツールのFUSION360にも慣れてきたので、30分ほどあれば設計できてしまいます。プリントには全部で12時間ほど掛かりますけどね。
後は棚板を乗せれば出来上がりなのですが、板材を貰うことになっているので、その方が時間が掛かりそうですね。


お次はソーラー充電器の切り替えとサービス電源の切り替えスイッチボックスです。
ソーラーパネルが三枚とバッテリーが3個あるので、任意のソーラーパネルの組み合わせでサービスバッテリー2個と始動用バッテリーを充電できるようにしたくて作りました。バルクヘッドの形に合わせ、回転ダイアルのバッテリー切替機とソーラー充電器との間に着けようとしているので少し複雑な構造になっています。
更に本体の裏側には配線用のターミナルを配置してあるので、構造的には結構複雑です。(プラスチックは良絶縁体なのでターミナルにも使えます)
20190210_006.jpg 20190210_007.jpg
20190210_008.jpg 20190210_009.jpg
20190210_010.jpg

上の段のスイッチ(一つだけですが)は始動用バッテリーの充電切替、下の段の四つはサービスバッテリーの充電と電力供給用です。上の段のスイッチには60Wのソーラーパネルをつなげて上に倒せば始動用バッテリーを充電、下に倒すと下段のスイッチで二つサービスバッテリーのどちらに充電するか選択します。
その右側二つのスイッチは100Wのソーラーパネルの二つをどちらのサービスバッテリー充電器につなげるか選択するものです。

ソーラー関係のスイッチはこれだけです。簡単な仕組みですが、最高260Wで一つのサービスバッテリーに充電することも、各々別にして始動用を60W、サービスバッテリー二つ各々に100Wで充電するなど、柔軟な組み合わせが選べるように考えてあります。
下段一番右側のスイッチは電力供給用のサービスバッテリー選択スイッチで、今まで回転ダイアルで選んでいたものを置き換えようと思っています。

仕組みは簡単なのですが使う上では紛らわしいのでパネルを別体で作って接続系統が分かる様にしてありますが、塗装で色を変えて更に分かりやすくするつもりです。

このスイッチボックスは習作として作った物ですがそれなりに使えそうなので実装しようと思っています。


船関係の部品はまだありますがこれくらいにして、習作ついでにこんなものも作ってみました。
USBケーブルの収容ボックス。
20190210_012.jpg 20190210_011.jpg
USBケーブルには色々なタイプがありますが、iPhoneや特殊なものを合わせると7種類くらい使っています。これを仕舞っておくと絡みついたりして収集が付かなくなるので仕切りのある簡単なボックスとケーブルを巻くボビンを作ってすっきり収納できるようにしてみました。
ボビンに切り欠けを入れてあるので、ここに充電器側のコネクターを挿してケーブルをグルグルと巻き、機器側のコネクター部をU字にして表に出します。こうしておくとケーブルが簡単に選べますね。

最後はクロスバイク用のiPhone取り付け金具。(金具?)
20190210_014.jpg 20190210_013.jpg
心拍数やクランクの回転数(ケイデンスと言うそうです)、速度のセンサーを付けてあるので、これを表示するためのサイクルコンピュータが必要になります。これをiPhoneで代用しているのですが、トップチューブバッグの窓だと見難いので、専用の取り付けホルダーを作ってみました。
バンドルポストに取り付けるようにしてあります。雨時のカバーもあるのですが撮り忘れました。

最初はPLAというトウモロコシ由来のフィラメント材料で作ってみましたが、一か月ほど雨風に晒したら簡単に折れてしまいました。対候性の必要な物を作るフィラメント材料探しが始まる切っ掛けになった物です。お陰で船にも使えるPETGという材料が見つかり、この写真のホルダーもPETGで作り直しました。


今回ご紹介した3D プリンターで作った部品類はまだ穴埋めや積層痕が取り切れていないですし、塗装もこれからです。写真を見ても分かる様にドラフト(積層厚0.2mm)で作った物の品質はこんなものです。これをもっと滑らかにしようとすると印刷に倍(0.1mm)から4倍(0.05mm)の時間が掛かるので、ドラフトで作りパテとサーフェーサーで滑らかにしてから塗装するのが宜しいようですね。

少し前にNHKの「チコちゃんに叱られる」で時間の経つのが子供と大人で違うのは何故かというのをやっていましたが、ワクワクすると時間の経つのが遅く感じるそうな。身近で何か役立ちそうなものを考えているとワクワクしてきます。その割にはもう2月とは時の経つのが速い?

ブログもアップせずにこのような物ばかり作っていたという次第でした。

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コメント
1514: by Catseye on 2019/02/13 at 09:41:56

セルさん
寒くて中々マリーナに行けていませんが、着々と準備を進めています。

3D プリンターは使う材質によって設定温度が変わるし、室温も影響するので中々に手強いです。設計に時間が掛かるというより温度設定でこれだというのを探すのに時間が掛かりました。
プリントで位置が微妙にずれたりすると節制で0.2mmの隙間を入れたはずなのに出来上がりは隙間が無かったりしてね。

セルさんもチャレンジしていますね。ジンバルはあると便利ですし、椅子の背もたれ張替えは必需品だから力が入りますよね。
特に張替えは面倒で根気のいる仕事なので大変だろうと思います。でも、出来上がった時の喜びもあるので頑張ってください。

私もキャビンの座面やバースのクッションを張り替えようと思いながら、今までやっていません。全部やろうと思ったら大変ですからね。

今はドジャーの幌に取り掛かるところです。幌と同時並行に3D プリンターでハードトップを作ろうと思っています。設計は始めたばかりですが、3次曲線を出すのに苦労しています。
断面図を縦横、上面に作って曲面を出すのですが、簡単な船の断面では出来ているいても、実際のハードトップは正確な寸法取りができていないと作っても無駄になるので気が許せないでいます。

今作っているものだけでも出来上がったらお互いに見せ合いましょうね。

修理が終わったらシーズンインに近いですから出かけましょう。

1513: by セル on 2019/02/13 at 01:40:03 (コメント編集)

久々ブログを開けてみたら、上げてますね
寒い日が続いていますので、マリーナにも行く気に成れないです。
以前だったら、間違いなく行っていましたけど寒さには負けます
気持ちはあるんですけど、いざ行くと成れば足踏みです
あと少しの辛抱です 行き始めれば楽しくなります

そんな中、この冬眠期間を使って、色々と工作していましたね
計算する人だですから、計画通りに思った物が出来たのではないでしょうか?
寸法があった時の喜びは、やってる人じゃないと判らないですよね
今度、出来上がり見せてください
自分も、この眠期間を使って2個作りました
一つは、ガスのジンバル 試行錯誤やってみました。
それと椅子の背もたれの張替え、これがなんたって
めんどくさくて4枚ある1枚を終えるのに、3時間かかってます
四枚ですから12時間まだ後2枚。。。
気持ち良くスタートしたいですから今の内に準備です 
キャッツも20日から修理のようで今月中には終わりそうですね
3月から始動しましょう!

1512: by Catseye on 2019/02/12 at 10:08:27

マハロパパさん

お帰りだったんですね。お久しぶりです。
VHFホルダーはもうすぐ塗装に取り掛かるので、取り付けは来週位になると思います。

20日から修理が始まるのでそれまでに仕上げられれば取り付けに行きます。

1511: by マハロパパ on 2019/02/12 at 08:02:02 (コメント編集)

早く、作品を直接見て見たいなぁと思います。
春が待ち遠しいです。

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