9月22日 ファーストステップヨットラリー 往路…ファーストホーム!
クルーズ・セーリング > 2018年 - 2018年09月22日 (土)
YBM主催のファーストステップヨットラリーに参加してファーストホームしました。
レースではなくてラリー?…
普通のレースだとエンジンはスタート5分前には停止して帆走だけで競いますが、今回のラリーはエンジンをかけてペラを回しても良く、代わりにエンジンを回した時間分だけ20%増しのペナルティを払うというものです。
どうやって時間を計るのかと言うと自己申告制。ヨットは紳士のスポーツですからそのあたりの自己管理はしっかりできているという前提です。
ラリーへの参加を決める時に20%アップならクルージング艇のCatseyeにはエンジンを使った方が有利だと判断しました。例えば帆走で5ノットで走るところを機帆走6ノットでも同タイム、エンジンをフルに回したら8ノット近く出るCatseyeで機帆走したら入賞も夢ではないと思ったのです。ラリーと言ってもレースには違いないですからね。
ファーストステップレースは20回目の開催と言う事で、今回は二日間のラリー形式にしたと言う事です。いわばクルージングを兼ねた競争と言うところですね。16艇が参加して、YBM近くの白灯台から劒崎までの約18マイルを二日で往復します。
泊りがけで船内泊だとクルージングで良く一緒に出掛けているY田さんと、このところ出番の多いK泉さんとなら相性も良さそうなので、一緒に乗ってもらう事にしました。

スタートは9時でタイムリミットは15時、6時間あれば機帆走なら十分です。スタートからエンジンを掛けていても良いのですが、一応レースなので5分前にオフ。白灯台と本部艇のスタートライン上に陣取って定刻通り一斉にスタートです。暫くは帆走でと思っていたのですがいきなりエンジンを使い始めたクルーザーが居たので、素直にエンジンをフルスロットルに。
機帆走なら負けないはずとフルスロットルにしたのですが、暫くはエンジンの熱に神経を尖らせていました。以前、大島復路で劒崎から2時間半で帰って来た経験があるので、耐久性には自信がありますが、年には念を入れてと言う事ですね。それ程熱くなっていなかったので大丈夫と判断しました。何時もK道さんにメンテナンスしてもらっているので安心して回せます。
ラリーと言ってもレースですから本部艇、監視艇がエスコートしています。

監視艇はフィニッシュラインを作りに劒崎へ。本部艇はエスコートや一日目終了時のパーティーの準備などに奔走しますから激務なのですよね。有難うございます。
本日の海況は南西4m、波高50cmくらいで帆走しているとタイムリミットに掛かる心配があります。皆さんエンジンを使っているようですが、暫くするとこんな風に差が開き始めました。

上位3艇は、結局フィニッシュまでこの順位のままでした。
何時も観音崎を過ぎると違った海況になりますが、今日も例外ではなく波がざわつき始めました。

完全に機帆走勝負になっているので、最短コースで海鹿島と煙突の間を通ります。この頃から少しずつ海況に変化が…
金田湾に差し掛かる頃からウネリが出始めて風も上がってきました。雨も時折激しく降ってきます。急いで全員交代で合羽着用です。しかもウネリの高低差が2m近くになって来ました。
ここで風向きと風向が好転したので瞬間ではありますがフルセール展開。風が振れるのと強弱が激しいのでほんの一瞬の出来事ではありましたが、セールを展開した事で後続の2艇との間が少し広がりました。それまでの上位3艇の差は50m位でしたが、300m近くにまで広がって、更に広がりつつあります。やったね!
これで安心とばかりウネリに乗ってサーフライドを楽しみながら劒崎に到着。ゴールライン艇と劒崎灯台の線を越えてフィニッシュしました。前にレース艇はいないのでファーストホームと言う事です。やった~。
殆どの艇がエンジンを使っているようなので、修正でも1位かな…
でも、後続艇との差が広がっているので、ゴールライン艇はこれから数時間の間ウネリに翻弄されながら待っているかと思うと大変だな~と頭の下がる思いです。
BBQパーティーで発表されたのは所要時間2時間30分12秒、順位は着順1位、修正1位でした。機帆走のレースとはいえトップを取るというのは嬉しいですね。
と言う訳でBBQパーティーも大盛り上がりで、テキーラバーで二次会も…
ところで三崎の桟橋に16艇も舫うとどうなるのでしょうか。


当然のごとく横抱きで4重から5重になりましたが、何とかなるものですね。
次の復路に期待です。
レースではなくてラリー?…
普通のレースだとエンジンはスタート5分前には停止して帆走だけで競いますが、今回のラリーはエンジンをかけてペラを回しても良く、代わりにエンジンを回した時間分だけ20%増しのペナルティを払うというものです。
どうやって時間を計るのかと言うと自己申告制。ヨットは紳士のスポーツですからそのあたりの自己管理はしっかりできているという前提です。
ラリーへの参加を決める時に20%アップならクルージング艇のCatseyeにはエンジンを使った方が有利だと判断しました。例えば帆走で5ノットで走るところを機帆走6ノットでも同タイム、エンジンをフルに回したら8ノット近く出るCatseyeで機帆走したら入賞も夢ではないと思ったのです。ラリーと言ってもレースには違いないですからね。
ファーストステップレースは20回目の開催と言う事で、今回は二日間のラリー形式にしたと言う事です。いわばクルージングを兼ねた競争と言うところですね。16艇が参加して、YBM近くの白灯台から劒崎までの約18マイルを二日で往復します。
泊りがけで船内泊だとクルージングで良く一緒に出掛けているY田さんと、このところ出番の多いK泉さんとなら相性も良さそうなので、一緒に乗ってもらう事にしました。


スタートは9時でタイムリミットは15時、6時間あれば機帆走なら十分です。スタートからエンジンを掛けていても良いのですが、一応レースなので5分前にオフ。白灯台と本部艇のスタートライン上に陣取って定刻通り一斉にスタートです。暫くは帆走でと思っていたのですがいきなりエンジンを使い始めたクルーザーが居たので、素直にエンジンをフルスロットルに。
機帆走なら負けないはずとフルスロットルにしたのですが、暫くはエンジンの熱に神経を尖らせていました。以前、大島復路で劒崎から2時間半で帰って来た経験があるので、耐久性には自信がありますが、年には念を入れてと言う事ですね。それ程熱くなっていなかったので大丈夫と判断しました。何時もK道さんにメンテナンスしてもらっているので安心して回せます。
ラリーと言ってもレースですから本部艇、監視艇がエスコートしています。

監視艇はフィニッシュラインを作りに劒崎へ。本部艇はエスコートや一日目終了時のパーティーの準備などに奔走しますから激務なのですよね。有難うございます。
本日の海況は南西4m、波高50cmくらいで帆走しているとタイムリミットに掛かる心配があります。皆さんエンジンを使っているようですが、暫くするとこんな風に差が開き始めました。

上位3艇は、結局フィニッシュまでこの順位のままでした。
何時も観音崎を過ぎると違った海況になりますが、今日も例外ではなく波がざわつき始めました。

完全に機帆走勝負になっているので、最短コースで海鹿島と煙突の間を通ります。この頃から少しずつ海況に変化が…
金田湾に差し掛かる頃からウネリが出始めて風も上がってきました。雨も時折激しく降ってきます。急いで全員交代で合羽着用です。しかもウネリの高低差が2m近くになって来ました。
ここで風向きと風向が好転したので瞬間ではありますがフルセール展開。風が振れるのと強弱が激しいのでほんの一瞬の出来事ではありましたが、セールを展開した事で後続の2艇との間が少し広がりました。それまでの上位3艇の差は50m位でしたが、300m近くにまで広がって、更に広がりつつあります。やったね!
これで安心とばかりウネリに乗ってサーフライドを楽しみながら劒崎に到着。ゴールライン艇と劒崎灯台の線を越えてフィニッシュしました。前にレース艇はいないのでファーストホームと言う事です。やった~。
殆どの艇がエンジンを使っているようなので、修正でも1位かな…
でも、後続艇との差が広がっているので、ゴールライン艇はこれから数時間の間ウネリに翻弄されながら待っているかと思うと大変だな~と頭の下がる思いです。
BBQパーティーで発表されたのは所要時間2時間30分12秒、順位は着順1位、修正1位でした。機帆走のレースとはいえトップを取るというのは嬉しいですね。
と言う訳でBBQパーティーも大盛り上がりで、テキーラバーで二次会も…
ところで三崎の桟橋に16艇も舫うとどうなるのでしょうか。




当然のごとく横抱きで4重から5重になりましたが、何とかなるものですね。
次の復路に期待です。