3月29日 今年初セーリング…この時期にしては暑いですね
クルーズ・セーリング > 2018年 - 2018年03月29日 (木)
メンテナンスも一段落したので今日は初セーリング。
一段落と言ってもまだまだやる事はあります。取敢えずドジャーフレームに付けた手摺の補修から初めてVHFの取り付けねじが長かったのを短いものに取り換えている間にO田さんとM埼さんが到着。昼食をご一緒に…
4月21日からの保田ミーティングを打ち合わせてからの出航です。
取り外してあったジブセールは両引きのジブシートを試したかったのでセルフタックジブを装着します。
後は久しぶりの出航なので出航前点検をしっかりと…暫く入れていなかった燃料をチェックすると残り僅かだったので、まずは給油所に寄ります。自艇の燃料計はタンクに付いているパイプで残りを確認するという原始的なもの。残り10%位だったので危ないところでした。
給油量は60l、70~80l入るタンクですから保田の往復位は残っていた勘定ですね。
何でこんな状態になるまで入れなかったかと言うと去年のレースで減量するために入れなかったのでした。レースでは少しでも軽い方が有利ですから…?
さて、いよいよ出発。
まずは進路を南にとって機帆走です。何故?
暫く乗っていなかったのでプロペラに貝が着いているはずです。ペラを回しながら走れば少しは取れるでしょう。けど、このままいくと登りのテストが出来ないので反転してマリーナ入り口の方へ。

ドジャーのフレームが邪魔ですね~。でも窓とハードトップを付けたらもっと邪魔に…
ペラの貝も取れたようなのでエンジンを全開にしてみると3,600回転まで楽に回るようになりました。磯子湾の中頃でUターンして南から南西の風を受けて登りのテストです。
今日はセルフッキングジブのシートを左右から両引きします。普通は風下側のシートだけ引けばよいものを何故?…
普通はジブシートのトラックを前後させてジブの後端(リーチといいます)と下端(フットといいます)の張りを調整するのですがセルフタックジブはトラックを一番前にしても調整しきれないのです。そこでドグハウスの前に別にアイを設けて引いています。実はこれでも引き切れないのでアイのポイントを左右に調整するバーバーホーラーと言う物を付けるのですが、反対側のジブシートを引いても同じ効果ではないかと思って両引きしてみることにしたのです。
この艤装でどの位登れるか、速さはどうかを測りたいのです。登りになると見掛け7~8mになります。横風なら5mと言うところでしょうか。
トリムに何も工夫しないとこの風でも3ノット位です。まずまずのスピードですね。レースならもう少し欲しいところなのでジブのリードを中央、メインも中央付近などと色々変えてみまると見掛けの角度35度付近で4ノット迄出ています。これなら良いでしょう。
登りで4ノットなら十分戦闘力になります。フルセールでも更に風が上がればもう少しスピードが上がるのと、レース向きの船だとリーフしないと走れないのでクルージング艇のCatseyeには有利に働くのです。
去年のファーストステップやオープンヨットレースがまさにそんな海況だったので、今年も期待したいところです。去年のレースもドジャーはフレームだけでした。今年はどうなるでしょうね…
という事で、セルフタッキングジブの艤装はほぼ固まりました。メインシートだけでなくジブシートも両引きになったので忙しいのが玉に瑕で、シングルではレースに出られないでしょうね。クルーは二人、メインとジブに各々ついてもらってトリムするってどうなんでしょうかね。
結構上るのと速い事に気をよくしてタックしていきます。タックするといきなり忙しくなります。何せメインシートとジブシートの両方が両引きですからね。まるで一人レースですが、こんな時にも写真を撮るのは忘れなくなりました。

久々の海の写真です。でも光の入れ方にしろアングルにしても撮り方が下手になったように感じるのですが…
海況はそれなりに波があるのですがスプレーを被るほどではありません。時刻は午後3時を少し過ぎた頃。12時から2時くらいまでが暑さのピークだったようで、海の上は少し涼しくなってきたようです。
もう少し先まで行きたいところですが、帰りの時間を考えると丁度良い具合ですね。自バースへ戻ることにします。
ペラの貝が完全に取れたかどうかもテストしてみましょう。
スロットルをフルにすると追い風で少し波がある状態で6.8ノット出ています。これならクルージングでも楽に走れますね。平水なら7~8ノットは固いでしょう。
自バースに戻って解装。K道さんの若い衆が回送してくれた時に舫いが変になっていたので元通りにしました。でも何か変…ん、クロスさせたポート側のスターン舫いが切れている?
舫いがおかしいと感じながらも少し前の寒い夜にFFヒーターを付けたのですが、熱くなる排気口に舫いロープが掛かっていたようで、バイトに取った舫いの一方が焦げて切れていました。次に来た時に舫いを交換することにしましょう。
出航するのが遅かったせいで時間的には余り乗ったという気がしないデイセーリングでしたが、久々に海を堪能しました。
一段落と言ってもまだまだやる事はあります。取敢えずドジャーフレームに付けた手摺の補修から初めてVHFの取り付けねじが長かったのを短いものに取り換えている間にO田さんとM埼さんが到着。昼食をご一緒に…
4月21日からの保田ミーティングを打ち合わせてからの出航です。
取り外してあったジブセールは両引きのジブシートを試したかったのでセルフタックジブを装着します。
後は久しぶりの出航なので出航前点検をしっかりと…暫く入れていなかった燃料をチェックすると残り僅かだったので、まずは給油所に寄ります。自艇の燃料計はタンクに付いているパイプで残りを確認するという原始的なもの。残り10%位だったので危ないところでした。
給油量は60l、70~80l入るタンクですから保田の往復位は残っていた勘定ですね。
何でこんな状態になるまで入れなかったかと言うと去年のレースで減量するために入れなかったのでした。レースでは少しでも軽い方が有利ですから…?
さて、いよいよ出発。
まずは進路を南にとって機帆走です。何故?
暫く乗っていなかったのでプロペラに貝が着いているはずです。ペラを回しながら走れば少しは取れるでしょう。けど、このままいくと登りのテストが出来ないので反転してマリーナ入り口の方へ。


ドジャーのフレームが邪魔ですね~。でも窓とハードトップを付けたらもっと邪魔に…
ペラの貝も取れたようなのでエンジンを全開にしてみると3,600回転まで楽に回るようになりました。磯子湾の中頃でUターンして南から南西の風を受けて登りのテストです。
今日はセルフッキングジブのシートを左右から両引きします。普通は風下側のシートだけ引けばよいものを何故?…
普通はジブシートのトラックを前後させてジブの後端(リーチといいます)と下端(フットといいます)の張りを調整するのですがセルフタックジブはトラックを一番前にしても調整しきれないのです。そこでドグハウスの前に別にアイを設けて引いています。実はこれでも引き切れないのでアイのポイントを左右に調整するバーバーホーラーと言う物を付けるのですが、反対側のジブシートを引いても同じ効果ではないかと思って両引きしてみることにしたのです。
この艤装でどの位登れるか、速さはどうかを測りたいのです。登りになると見掛け7~8mになります。横風なら5mと言うところでしょうか。
トリムに何も工夫しないとこの風でも3ノット位です。まずまずのスピードですね。レースならもう少し欲しいところなのでジブのリードを中央、メインも中央付近などと色々変えてみまると見掛けの角度35度付近で4ノット迄出ています。これなら良いでしょう。
登りで4ノットなら十分戦闘力になります。フルセールでも更に風が上がればもう少しスピードが上がるのと、レース向きの船だとリーフしないと走れないのでクルージング艇のCatseyeには有利に働くのです。
去年のファーストステップやオープンヨットレースがまさにそんな海況だったので、今年も期待したいところです。去年のレースもドジャーはフレームだけでした。今年はどうなるでしょうね…
という事で、セルフタッキングジブの艤装はほぼ固まりました。メインシートだけでなくジブシートも両引きになったので忙しいのが玉に瑕で、シングルではレースに出られないでしょうね。クルーは二人、メインとジブに各々ついてもらってトリムするってどうなんでしょうかね。
結構上るのと速い事に気をよくしてタックしていきます。タックするといきなり忙しくなります。何せメインシートとジブシートの両方が両引きですからね。まるで一人レースですが、こんな時にも写真を撮るのは忘れなくなりました。


久々の海の写真です。でも光の入れ方にしろアングルにしても撮り方が下手になったように感じるのですが…
海況はそれなりに波があるのですがスプレーを被るほどではありません。時刻は午後3時を少し過ぎた頃。12時から2時くらいまでが暑さのピークだったようで、海の上は少し涼しくなってきたようです。
もう少し先まで行きたいところですが、帰りの時間を考えると丁度良い具合ですね。自バースへ戻ることにします。
ペラの貝が完全に取れたかどうかもテストしてみましょう。
スロットルをフルにすると追い風で少し波がある状態で6.8ノット出ています。これならクルージングでも楽に走れますね。平水なら7~8ノットは固いでしょう。
自バースに戻って解装。K道さんの若い衆が回送してくれた時に舫いが変になっていたので元通りにしました。でも何か変…ん、クロスさせたポート側のスターン舫いが切れている?
舫いがおかしいと感じながらも少し前の寒い夜にFFヒーターを付けたのですが、熱くなる排気口に舫いロープが掛かっていたようで、バイトに取った舫いの一方が焦げて切れていました。次に来た時に舫いを交換することにしましょう。
出航するのが遅かったせいで時間的には余り乗ったという気がしないデイセーリングでしたが、久々に海を堪能しました。