10月15日 Live-Aboard 二日目
クルーズ・セーリング > 2016年 - 2016年10月15日 (土)
心地よい揺れで目が覚めたのは10時。6時頃目が覚めた時は揺れが何もなく熟睡できました。寝過ぎか?
朝食は何時ものキューバサンド。フランスパンを二枚スライスしてバターとオリーブオイルで焼き、目玉焼き、ハム、野菜を挟み、からしとマヨネーズで味付けしたシンプルな一品です。何時もならこれにチーズを乗せるのですが、今日は健康食に?
船に係らず自炊の後片付けは苦手。それでも手際よく?片づけ終わったら出港準備。
船で生活するのは普通の生活と遊びが同居しているのです。そのためには整理が大切。ものを整理して初めて気持ちの切り替えができるというものです。
さて、今日の波と風は?
黄色ブイを過ぎると細かい三角波と時折本線の引き波と思われる大波。北東4~6mです。
セルフタッキングの設定が目的なので三角コースで色々な風向を試してみます。まずはクローズホールド。
ロープ設定とこの風だとフットは丁度良い感じですが、リーチは引きの角度と張りが足りずに緩みがち。というより思いっ切り引いてブロックすれすれになってもツイスト過多で推進力になりません。
この風で3ノットがせいぜいといったところ。リーチングにしても4ノットにしか上がりません。もう少し引けるように設定が必要なようです。ロープの張りを調整するために一旦戻ります。
何が問題かというとロープのジブトラックが良くないのです。でも新しく作るにしても位置決めしないと始まらないです。クリューの取り付けをなるべく小さくして、トラック位置を少し後ろにして引き代を大きくします。風を孕んだ状態だと少し違って見えるので、これを想定して調整しました。
気を取り直して出航。
風は少し落ちていますが平均4mといったところ。セールアップしてクローズホールドから試してみます。
先ほどよりましにはなっていますが、まだツイスト量が大きくてリーチがビラピラと…
リーチの調整ロープを引いてみても変わらずです。もっとも古いセールをリカットしたので新品のような張りは望めないのですけどね。ギチギチにシートを引いてやっと収まりました。
スピードは少し上がりました。4mの登りで3.5ノット。リーチングで4ノットです。?…これってあまり変わっていないかな
リーチをもう少し引けないとツイストが大きすぎて使い物になりませんね。
これにもっとお金を掛けるのかな…
なんて考えながらセーリングを楽しむことにします。
今日は土曜日なので出港している船も多いですね。


八景島の方ではディンギー達が。

セールを降ろしてゲストバースに戻ります。
セーリングしながらセルフタッキングジブが楽な事は分かりました。問題はこれ以上コストを掛けるかどうかです。
クルージングでセルフタッキングが有効なのはクローズホールドでタッキングを繰り返す時。ちょうど今回大島行をやめた理由ですね。殆どのシーズンでこれがあるのですが、ジブの面積を考えると5m以上ないと有効な推進力にはなりません。
一方クルージングではタッキングを繰り返してまで風上に進めるかというと、ほとんどの場合はエンジンを掛けてモーターボート化しているのが現状です。その為に強力なエンジンを積んでいるのですし、機帆走だと見かけの風が後ろになって30度付近まで登れてしまいます。
ジブの掛け替えという手間を掛けてまでセルフタッキングにする理由が見つからなくなりました。思い切って止めることにしましょう。
という事でロープのジブトラックも収容、シートもマスト中央から取っていましたが、取り外してストッパーを明けアウトホールの調整用にしました。こういう事は思い切りが大切ですからね。
ジェノアに換装して明日に備えます。
今日のところはこれで完了。食材を追加しようかとウエストハウスに向かうと久々にJollyHotさんとばったり。
あしか島まで行って散々な目に会ったそうで、登りと性悪な波のせいでびしょびしょになったとか。観音崎辺りを走るならドジャーは必需品ですね。
セルフタッキングジブのことで暫し歓談。どうも意見が合わないようで、ルボンはジブで走る船だからセール面積が小さいと駄目風です。本来アスペクトレシオの高いセールは効率が高くてレギュラージブより強力な筈ですが、今日の結果からは余り強力に持論を展開する訳にも行かず、曖昧な点を残したままお別れでした。
そのまま船に戻って食糧庫を探したらさば缶を発見。これでメニューが決まりました。豚ネック炒めとサバ、野菜のワンブート。これにビールとお酒。船内生活は日曜日までと決めたので、残りのお酒は胃の中に…
少し早めの夕食で時間的な余裕もたっぷりです。

今日はモニターの調子も戻ったのでAmazonビデオでターミナルを。トムハンクス主演の映画でお気に入りの一つです。
いつの間にか寝付いていたとさ…
朝食は何時ものキューバサンド。フランスパンを二枚スライスしてバターとオリーブオイルで焼き、目玉焼き、ハム、野菜を挟み、からしとマヨネーズで味付けしたシンプルな一品です。何時もならこれにチーズを乗せるのですが、今日は健康食に?
船に係らず自炊の後片付けは苦手。それでも手際よく?片づけ終わったら出港準備。
船で生活するのは普通の生活と遊びが同居しているのです。そのためには整理が大切。ものを整理して初めて気持ちの切り替えができるというものです。
さて、今日の波と風は?
黄色ブイを過ぎると細かい三角波と時折本線の引き波と思われる大波。北東4~6mです。
セルフタッキングの設定が目的なので三角コースで色々な風向を試してみます。まずはクローズホールド。
ロープ設定とこの風だとフットは丁度良い感じですが、リーチは引きの角度と張りが足りずに緩みがち。というより思いっ切り引いてブロックすれすれになってもツイスト過多で推進力になりません。
この風で3ノットがせいぜいといったところ。リーチングにしても4ノットにしか上がりません。もう少し引けるように設定が必要なようです。ロープの張りを調整するために一旦戻ります。
何が問題かというとロープのジブトラックが良くないのです。でも新しく作るにしても位置決めしないと始まらないです。クリューの取り付けをなるべく小さくして、トラック位置を少し後ろにして引き代を大きくします。風を孕んだ状態だと少し違って見えるので、これを想定して調整しました。
気を取り直して出航。
風は少し落ちていますが平均4mといったところ。セールアップしてクローズホールドから試してみます。
先ほどよりましにはなっていますが、まだツイスト量が大きくてリーチがビラピラと…
リーチの調整ロープを引いてみても変わらずです。もっとも古いセールをリカットしたので新品のような張りは望めないのですけどね。ギチギチにシートを引いてやっと収まりました。
スピードは少し上がりました。4mの登りで3.5ノット。リーチングで4ノットです。?…これってあまり変わっていないかな
リーチをもう少し引けないとツイストが大きすぎて使い物になりませんね。
これにもっとお金を掛けるのかな…
なんて考えながらセーリングを楽しむことにします。
今日は土曜日なので出港している船も多いですね。



八景島の方ではディンギー達が。

セールを降ろしてゲストバースに戻ります。
セーリングしながらセルフタッキングジブが楽な事は分かりました。問題はこれ以上コストを掛けるかどうかです。
クルージングでセルフタッキングが有効なのはクローズホールドでタッキングを繰り返す時。ちょうど今回大島行をやめた理由ですね。殆どのシーズンでこれがあるのですが、ジブの面積を考えると5m以上ないと有効な推進力にはなりません。
一方クルージングではタッキングを繰り返してまで風上に進めるかというと、ほとんどの場合はエンジンを掛けてモーターボート化しているのが現状です。その為に強力なエンジンを積んでいるのですし、機帆走だと見かけの風が後ろになって30度付近まで登れてしまいます。
ジブの掛け替えという手間を掛けてまでセルフタッキングにする理由が見つからなくなりました。思い切って止めることにしましょう。
という事でロープのジブトラックも収容、シートもマスト中央から取っていましたが、取り外してストッパーを明けアウトホールの調整用にしました。こういう事は思い切りが大切ですからね。
ジェノアに換装して明日に備えます。
今日のところはこれで完了。食材を追加しようかとウエストハウスに向かうと久々にJollyHotさんとばったり。
あしか島まで行って散々な目に会ったそうで、登りと性悪な波のせいでびしょびしょになったとか。観音崎辺りを走るならドジャーは必需品ですね。
セルフタッキングジブのことで暫し歓談。どうも意見が合わないようで、ルボンはジブで走る船だからセール面積が小さいと駄目風です。本来アスペクトレシオの高いセールは効率が高くてレギュラージブより強力な筈ですが、今日の結果からは余り強力に持論を展開する訳にも行かず、曖昧な点を残したままお別れでした。
そのまま船に戻って食糧庫を探したらさば缶を発見。これでメニューが決まりました。豚ネック炒めとサバ、野菜のワンブート。これにビールとお酒。船内生活は日曜日までと決めたので、残りのお酒は胃の中に…
少し早めの夕食で時間的な余裕もたっぷりです。

今日はモニターの調子も戻ったのでAmazonビデオでターミナルを。トムハンクス主演の映画でお気に入りの一つです。
いつの間にか寝付いていたとさ…