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所有艇のソレイユ・ルボン26ftは製造後30年ほど経ちますが、ハルは頑強そのものです。ヨットは大きなプラモデル、内外装とも日々改造、余暇に?セーリングとクルージングを…

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7月11日 保田クルージング Day 1

記事をアップするならクルージングと思いながら中々出来ないでいたところ、セルさんから保田のお誘い。別件の用事があった所を調整して行く事に。

11時頃の出港にしていてマリーナに着いたのが10時。ゆっくりと艤装できます。今日はキャンプ用品で水を入れておくと太陽の熱と光で温まるというグッズを持参。フルフルに水を入れてバウのアイに括り付けておきました。少々の波があってもピッチングが抑えられると良いな…気分的な物でしょうけどね。

そうこうしている内にセルさんの登場。環状2号が渋滞していたとか。月曜日だものね。

こちらは出港準備万端なので一足お先に出港。幸浦の辺りで円を描くように待っていたら、2艘網で連結した漁船に当たりそうになり慌てて停船。ちょっと冷っとした瞬間でした。

無線で出港したよと連絡が入ったので、通常ペースでオンコースへ。沖出しするとマリーナから出てくるセルさんを視認。これで大丈夫でしょう。

猿島沖に来ると風だけでなく波もそれ相当になってきました。予報より5時間程度早いようです。セル艇にとっては少しきつい状況だと思ったので、見掛け8mと連絡。波の高さは色々なので連絡しませんでしたが、クルージング艇にとっては何と言う事のない波でもスポーツタイプのヨットにとっては少々きついかも…

観音崎の手前で南西の風だとブラインドエリアになって風が落ちたように感じる事があります。今日もちょっと見落ちたような気がします。でも、これが大間違いの事が多いのです。観音崎を交わすと風を遮るものが無くなりますから、南西でもきつくなることがあります。今日はこの時点で南風。転進した途端に正面からの風をまともに受ける事になるのです。

Catseyeはクルージング艇ですからこの程度の変化は何ともありません。それでもコクピットにいるとスプレーが風上にまで届くので、お決まりのクルージング椅子をコンパニオンウエイの上にセットして潜り込みます。これで一安心。ドジャーの影で濡れる事が無いし、船の揺れもバルクヘッドにもたれ掛かるようにすれば楽ちんなのです。そのための椅子もありますからね。

浦賀航路第一灯浮標というのが外洋への第一歩。ここを過ぎると海底の地形も一変して1000m級の地溝になります。釣りが好きな方には海溝からの駆け上がりと言った方が通じるかも、波の形も東京湾内の波から外洋のそれに変わります。今日の動画を見て頂ければ分かりますが、観音崎辺りの波と第一灯浮標を過ぎた辺りの波やうねりの長さが違うのです。

当然船首が受ける衝撃も違ってきますが、今日はバウに20リットルの水を固定してあるせいか、波切が違うような気がします。どう違うかというと、船首が波に切り込んでいくような感じです。何時もだと船首が波を受けると浮力が大きいので持ち上がり、速度が落ちます。これが落ちずに波を切り分けて進んでいます。

Volvo Ocean Raceの専用に作られたレース艇はバウの予備浮力が小さいので、波に対して切り込んでいきます。速度優先ですから当然なのですが、その分波に対して船首が沈んでいくようになります。今日の様にバウが重いと同じような事が起きるようです。予備浮力は十分にあるのですが、バウが重くて沈む分、波切性能が上がったように感じられます。

これって重量配分なのです。我が船は少々お尻が重いので何時も船首が持ち上がったようになっているところ、重りで下がって丁度良くなったようです。

それでも船型は変わらないので船首は波を切っていますが、ハルの中央部分では波を押し分け、潰している様にも見えます。余り効率は良くないでしょうね。でも抵抗が多い分、迫力はあると思いますよ。


さて、第一灯浮標を過ぎると本船の行き来するエリアになります。幸いな事に出船には一杯しか出会いませんでした。これも動画にありますが、バウがうねりを切り裂きながら上下していました。

コースは航路入口を斜め横断するものです。保田に行くときは何時もこのコースを使っています。本船をやり過ごす時、平行にコース変更して、行った後に基に戻せばロスが最小気になるという寸法なのです。

入船はというと何杯かありましたがコースを変えなければならないのは大型船一杯だけでした。それまでは晴れて視界も良くこんな感じでした。
20160711-001.jpg
大型船は霧の中からヌボーと現れまして、先行するタグがいなかったら恐怖モノでした。
MICSの海上濃霧注意報は強風注意報の後に必ずと言っていいほど出ます。ほとんどの場合でデイセーリングの範囲なら殆ど気にならないのですが、今日は格別です。なにせ千葉、保田方面は霧に覆われているのですから。

殆ど航路横断が終わる頃、コース上は保田への進入コースに転進するようになっています。返信点から保田港の入り口まで一直線で障害物が一切無いコースを引いてあるのです。普段は岸が見えているのでもう少しショートカットしても良い位なのですが、今日は格別。変針した途端に真正面辺りは霧で前が見えません。

何時も見える筈の岸辺の道路やトンネルも霧に覆われていて何も見えない状況です。しかも保田漁港に近づけば近づくほど霧が濃くなってきます。こんな時に頼りになるのはNAVIONICSの海図とGPS測位の現在地点と方位です。海図を頼りに4ノット弱の速度で進めていくと、スターボードの方角にブイ、続けて生簀のブイが見えてきました。

これってほぼ正しいコースを進んでいるという証拠なのです。これまでに何度も通ってきたコースなので確信が持てます。ポートサイド45度付近には平島という暗礁がありますが、このコースなら乗り上げる心配はありません。
と言っても心配でワッチはしっかりと。

推定視界100mですが、海図上は保田漁港の湾口に届いています。目を凝らしていると正面に岸壁、スターボードにテトラポッドが見えました。漁港湾口の真ん中に入っています。そろそろと入ると完璧なコースでした。

南向きに舫い終わって少し待つとセル艇が入港してきました。色々あったようですが無事到着です。良かった~

少し経つと霧はあっという間に晴れて暑い日差しが戻ってきました。こんな状況では見通しのきくエリアでヒープツーして待つというのもありだね~という事で一致。暫しこの日のコースの反省会が続きます。

気が付くと6時頃。ばんやはとうに店じまいですから何時もの干物屋に行きましょう。ところがここも今日は早くに店じまいとの事。明日は火曜日で休みだから早いのかな…

結局ODOYAで買い物して船内で食事しながらヨット談義やら四方山話で気が付くと10時を過ぎていました。航海の疲れもあるのでお開き。風呂に入って疲れを取りバースに横になったら、もう訳が分からなくなっていましたとさ…


今日の動画
前半はお気楽モード、最後は霧の中で四苦八苦という事でした。





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コメント
411: by Catseye on 2016/07/14 at 09:09:48

セルさん、おはようございます。

何時ものコースですが、これが一番楽なんです。勿論風や波の方向によって少しずつ変えますが、基本はこれ。
保田の沖から一直線で観音崎にすると一本の軸ができるので、オートパイロットには便利です。本船を交わすのも楽ですしね。
何かに例えれば爆撃機が爆弾を落とす時にコースを固定しますが、それと同じ…例えが良いとは言えませんけどね。

今回は結構疲れていて、まだ残っています。それでも懲りないんですよね。

410: by セル on 2016/07/14 at 01:09:23 (コメント編集)

お疲れ様です 動画賢明なコースでしたね
クルージング艇に相応しい乗り方でした
その点セル艇はどうしてもコース取りを選んでしまいます 癖でしょうか
風の有る方無い方、その逆も   乗りやすい方を選択してしまいます
車で言えばシャコタンで下が すら無いように、平らな道を選んでしまう
のと同じですね笑
クルージングはやはりこう言う乗り方の方が安全で硬いですね
勉強になりました。
また懲りずに行きましょう

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