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所有艇のソレイユ・ルボン26ftは製造後30年ほど経ちますが、ハルは頑強そのものです。ヨットは大きなプラモデル、内外装とも日々改造、余暇に?セーリングとクルージングを…

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5月3日 フェンダーホルダーを作成中

先日はちょっとしたハプニングでしたが、このところ編み物に凝っています。それもステンレスの針金で…

作っているのはフェンダーホルダー。

何でフェンダーホルダーなんて、あんな無用の長物を…

クルージングに行くときは何時もデッキにフェンダーを転がしています。これが写真を撮ってもらうと収まりが悪いのです。
(恰好が悪いというと歳のくせにと言われそう…)

K津さんが何処からか調達してきた園芸用の籠をホルダーにしています。これが丁度良いと思って真似しようと思っていましたが、自艇のフェンダーは一回り以上太い直径23cmで丁度良いものは見当たりませんでした。

ぴったりしたものが無い時は作る!! のです。


売っているホルダーの作りを色々と調べてからステンレスの針金で作る事にしました。因みに売られている物は7kから20k円位します。
今回作ろうと思っているのは二つ。スターン用とビミニトップの支柱用です。二つの違いはパルピットに取り付ける方法の違いだけで、サイズは殆ど一緒。両方ともパルピットに掛けるフックとスターンの角やトーレールに当たる支えを取り付けます。
まずはスターン用から。

何時ものAmazonでステンレス線の2mm、20mを購入。少し細い気がしますがダメもとで作ります。寸法は適当。何時も持っている感覚を頼りに大体のサイズで作り始めました。
先に出来上がり寸前の写真を
20160503-001.jpg
逆さまにしてあるのでイメージが掴み難いかも知れませんが、籠の様な形です。

まずは輪っか。直径23cm位に少し余裕を持たせる程度で二つのフェンダーが入る大きさに長楕円の輪を作ります。ステンレス線は巻いてあるので円になるところはそのまま曲がり癖を活かし、直線の部分だけ直します。少し長めにカットして0.7mmのステンレス線で結びます。2mmのステンレス線は細いとは言っても硬いのでペンチでは中々切れませんが、周りに切れ込みを入れて捻じっていると比較的簡単に切れます。0.7mmのはニッパーで簡単に切れます。

これを三つ作り、縦と横に結びつける様な線を4本切り(これも適当な長さ)、籠の様に結びつけます。外見だけ見るとこれだけでフェンダーホルダーの様に見えるから不思議ですね。


折り重なる部分は0.7mmのステンレス線を巻いて1~3cm位巻いて両端を奇麗に織り込みます。ペンチで片端を抑えながら長い方をラジオペンチで巻いていけば簡単に巻けます。
直角に重なる部分は一方に巻き付け、直行する方にブリッジの様に巻いて元の方へ巻いていきます。足場を組むときに使う針金の巻き方だと後で説明するロウ付けがうまくいかないので、この方法が良さそうです。
20160503-004.jpg 20160503-003.jpg

お次はステンレスの接合です。スポット溶接は難しいので今回はロウ付けにしました。早い話ハンダ付けですね。

スポット溶接は高圧電流を流して金属の溶剤を溶かして金属同士を繋げます。アークを連続して発生させるのですが、何の事やらと思う方が多いと思います。要は電気をショートさせて高温にして金属を溶かすという事なんです。
接合面積の多い板材の場合にはスポット溶接が適していますが、今回のような線材の時は折れてしまう事もあります。

一方、ロウ付けは少し容量の大きい半田ごてを使い、温度が240度から300度と低く、ハンダを使うので比較的簡単です。ハンダには銀ろうや錫と鉛の合金を使います。今回のはステンレス用のハンダで錫が主材料です。
バーナーを使うやり方もあって、700度位に熱して銀ロウを溶かします。アルミでもロウ付けできるそうので必要になったら試してみたいと思います。

ロウを部材の間に浸透させるためにはフラックスという促進剤を使います。これにも金属に応じて色々な種類があって、今回はステンレス用のフラックスを用意しました。
20160503-002.jpg
右がフラックスで強酸性とあります。扱うのはゴム手袋を嵌めておいた方が無難ですし、フラックスが蒸発する時に目に入ると沁みる煙が出るので眼鏡を用意しておくと良いです。

試しに輪っかの結合部分をロウ付けしてみました。フラックスを塗って300度に熱した半田ごてを接合部に触れるとフラックスが沸騰します。そこへハンダを当て溶かしながら流し込みます。ステンレスは熱を使え難いので広い部分をハンダ付けするのには何回かに分けます。一度に付けられる範囲は1cm位です。
予め細いステンレス線を巻いてあるので、その間にハンダを流し込む感じで接合していきます。
20160503-005.jpg
ハンダが冷めると少しくらいの力では剥がれません。試しにペンチで両方から引っ張ってみましたが壊せませんでした。

針金が交わっている部分をハンダ付けして今日は終了。
この後、フェンダーを入れた時に収まりが良くなるように輪っかの部分に半円を二つ結んで補強材にします。後はパルピットへ掛けるフックを取り付けると完成…の筈です。

2mmのステンレス線は細いかなと思って3.2mmも準備しましたが、手で形を整えられるのは2mmが限界です。それでもクロス部分をハンダ付けしただけで十分な強度が出ているので、構造を少し工夫すれば十分実用になると思います。
因みに十分足りると思って20mのものを購入しましたが、残り僅かに。もう一つ作るので追加購入です。

今日、明日は強風が予想されているので、完成品を紹介するのが先になりそうですね。



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コメント
377: by Catseye on 2016/05/04 at 10:13:01

セルさん、お早うございます。

ついにと言うか、思い切って作る事にしました。始めたらどんどん凝って来て、売っているものに近くなってきています。
線が少し細いので華奢な感じです。補強を入れながら強い子にしていますが、フェンダーを載せてみないと何とも言えないですね。

クルージングは様子を見ながら日程を決めましょう。海が無くなる訳ではないので焦ることは無いと思います。
西行きもこの分だと梅雨明けになるかも知れません。

376: by セル on 2016/05/04 at 01:14:55 (コメント編集)

お久し振りの書き込みですね
ついに作成しましたねホルダー
まだかまだかと思っていました
デッキに転がしているのは見た目もよくないしデッキが汚れます 
なにより移動のとき踏んだら転びます
良かったです作ってくれて^^
それにしても大仕事になっていますね
中々芸が細かいです
出来上がり楽しみにしています

中々風が落ち着かないですね 
クルージングもう少し様子を見たほうがいいですね

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