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所有艇のソレイユ・ルボン26ftは製造後30年ほど経ちますが、ハルは頑強そのものです。ヨットは大きなプラモデル、内外装とも日々改造、余暇に?セーリングとクルージングを…

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3月28日 iNavxその後、ネットで情報収集は迷路?…

以前にiPad、iPhoneのナビゲーションソフトとしてiNavxを取り上げました。その時点ではNavionicsがベストチョイスと思っていましたし、GPSナビゲーションソフトとしては今でもベストと思っています。でもちょっと気になる事があってネットで情報収集を…


最近になって風向風速計を追加したこともあってコンソールがかなりにぎやかになって来ています。先日の物欲ではありませんがスピード計と深度計を追加したいと思ったらもう二つも計器が増えてしまう事になります。
Raymarine純正なら統合ディスプレイで海図の上にAIS情報、風向風速、スピード、深度などの情報を表示出来たりもしますが、お値段も相当なものになってしまうので、年金暮らしの私としては無理な相談と言うものです。

以前紹介したiNavxは海図の上に風向風速、スピードなどを表示できるiPadのアプリです。これなら統合ディスプレイの役割を果たしてくれると思い再度調べる事にしました。


今日は本当はマリーナで船内泊の予定だったのですが、スピード計を調べてから出かけようと思っていたら、調べて行く内に色々な事が分かってきたのでパソコンの前にかじりつくことになりました。


調べるきっかけとなったのは先の統合ディスプレイの事ではなく、スピード計です。風向風速計に速度情報を与えれば真の風向風速が分かる、情報の伝え方にNMEA0183というプロトコルを使えば良いのです。(オートパイロットがRaymarineでSeaTalkというNMEA0183に近い情報交換の仕組みを使っているので仕方なく…)

最初はゆうこうマリンが売っているGPSスピード計。結構安いのでRaymarineのスピード計を使うより安上がりと思ったのですが、GPSを接続するNMEA0183入力があるのに出力が無いのです。スピードの情報を吐き出してくれないと使い物になりません。

調べて行く内に目的が段々ずれていきます。統合表示と真の風向風速は元々別物。スピード計を調べている内にAIS情報を海図に表示する機器がヒットするようになって来ました。FURUNOやRaymarineの機器です。でもこれはお高いのでパス。それ以外を見るとiNavxという文言が目立ちます。

でも昔調べた(と言っても1年から2年前の事)iNavxの総本家のサイトが出てきません。どうやらGPSiNaxという名前に変わっているような…でもそのサイトはありませんでした。
もう売っていないのかと思ってApplStoreにアクセスしてみると、まだ売っていますね。ソフトの更新歴は2015年1月になっているので開発元が潰れた訳ではなさそうです。しかも別売りの海図はiNavx用として今も売られています。

それならAIS受信機として良い線いっていたiAISはどうかというと、これも健在です。しめしめ。

ここに至ってやりたい事がやっと明瞭になって来ました。統合ディスプレイですね。調べ始めの真の風向風速は吹き飛んでしまいました。


私の場合、クルージング中はiPadをクルーズコンピュータ(コース情報を表示させるという意味)として使っています。何かと言うと現在位置、速度、次のウェイポイントまでの到達時刻、目的地までの到達時刻を海図上に表示させているのです。磁気コンパスはもしもの時の保険のようなもので、クルージング中に見る事は殆どありません。

これとは別に風向風速計とオートパイロットがあってコースと進路は別物として扱っています(コースは目的地までの経路、進路は今進んでいる方向です)。モーターボートと違ってヨットの場合は風や潮流によって船が向いている方向が目的地を指しているとは限りません。目的地が風上にあればジグザグに進めますから。大体の方向は同じですけど…

今使っているNavionicsに欠けている情報はAISだけです。AISは船舶の名前、位置、進路、目的地の他に船舶の積載量などの情報を無線を使って発信、受信するシステムです。受信機だけと送受信する機械があります。これを魚探やGPSプロッター、ナビソフト等で海図上に表示できるようにしているものと、レーダーの様に自船の位置から360度AISを搭載した船の位置と進路情報だけを表示するものがあります。

海図上に表示される方が陸地との距離感を掴みやすいので東京湾の様に陸地に近いところで使うのは便利です。残念ながらNavionicsにはAISの機能はありません。
iPadでAIS情報と海図の両方が表示できるソフトは先のiNavxの他にデジタルヨットが最近出したNAVLINKというものがあります。使える海図はiNavxの方が広い様でNavionicsの海図やC-MAPが使えます。NAVLINKはというとUSとUK、Canadaしか出ていないようです(実際に買っていないので分からないだけかも知れませんが…)。

ソフトの方は大体わかりました。それではAIS情報を受信する機器の方はどうでしょうか。(送受信できる方は自船の位置を相手に知らせる事が出来るので良いのですが、外国製品の多くは国内の技適を受ける必要があり、面倒なのでオミットです。技適って鎖国政策のような気がしますが…)

AIS受信機は比較的安いものが出回って来て、受信した情報を表示側に伝える接続方法の種類でUSB、NMEA0183、NMEA2000、Wifiなど色々選択できるようになっています。ASIの接続だけを考えればWifiでiPadに情報を送れば良いので簡単です。パソコンならUSB、NMEA0183(昔懐かしいRS232Cとほぼ同じ)で接続できます。

中にはデジタルヨットのiAISの様にNMEA0183や2000のコンバーターを兼ねるものもあって、私の船の場合ならRaymarineの風向風速計からのNMEA0183出力をWifiでiPadに送る事も出来ます。

色々調べている内にデジタルヨットのiAISが一番の様な気がしてどう使えるのかYouTubeで実物を見ている内に…DMK Boxなる製品を見つけました。これはコンバータの一種でNMEA0182や2000のデータをWifiでiPadなどに送れるもののようです。でも値段を見てみるとiAISが540ドルでコンバータとAIS受信機込、片やDMK Boxは単なるコンバータで500ドルと断然iAISの方がお買い得でした。

ここまで調べてくると海図上にAISを表示させる組合せとしてベストなのはiNavxとiAISでしょうか。なんだ前と変わっていないじゃないの…
そうなのです。画期的な製品が出ない内はそう変わらないのが海の世界の電子機器なのですね。それでもRaymarineやFURUNOの様な統合機器メーカーが出している高度な統合ディスプレイと同じものが安く手に入るのにも変わりがありませんでした。

何時の間にか吹っ飛んでしまった真の風向風速は別の機会に譲る事として、iNavxを巡る最新事情でした。

…実はこの情報を探っている時に、以前iNavxの事を紹介した当ブログページが何時の間にか世間に出回って居る事が分かりました。参考になるブログとして紹介されていたので悪い気はしませんでしたし、また何時か役に立つときもあるのかなと思って調べてみた次第でした。

ここでは詳細には触れませんが、iNavxを使ってオートパイロットを自動で操作するという情報も拾えました。オートパイロットにトラックモードと言うのがあって自動操縦できるという事は知っていましたが、ヨットの場合、風任せという事もあって自動操縦がどれほど役に立つのかはよく分かりませんね。何せ風向が少し変わっただけでコクピットは騒然となっているくらいですから…


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