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所有艇のソレイユ・ルボン26ftは製造後30年ほど経ちますが、ハルは頑強そのものです。ヨットは大きなプラモデル、内外装とも日々改造、余暇に?セーリングとクルージングを…

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6月5日 宿泊クルーズ(その2) 浦賀沖デイクルーズ

宿泊の翌朝、5時に目が覚めて外を見ると昨夜の雷雨のお陰で方々濡れています。Catseyeもキャビンの窓がシットリと濡れています。

ゆっくりと朝食を済ませて出航準備に掛かります。揺れた時に移動しそうなものは固縛しますが、結構そのままにしてあるものも多いです。

エンジンを温めて7時に出航。北の風3m位なので、リーチングからランニングで南を目指します。今日は行ける所まで行ってみようと思っています。

セールをホイストして直ぐに朝の光で綺麗なので思わず一枚。
DSC_3527.jpg

少しずつ風が上がって来ますが、No.1ジェノアでお釣りが来る位の弱風です。それでも八景島まではあっという間に到着。ベイサイドから出て来た先行艇の後を追う事にします。

猿島を過ぎ、観音崎沖合まではトータル2時間半を切る位で到着です。予報では北から東に風が振れるという事でしたが、風向は北のままのようです。
東京マーチス(東京湾海上交通センター)と観音崎灯台をステアボードサイドに見ながら沖合を通過します。この船を宮川フィッシャリーナから回航する時に反対側から見て以来、自身でする初めてのクルーズです。
DSC_3532.jpg DSC_3534.jpg

ここまでは風向きも風速もハンドリングし易いものでしたが、さすがにここまで来ると東京湾の外の影響が強くなってきます。波だけでなくうねりが加わって時折コースを外れそうになります。

観音崎を過ぎて、更に南下すると浦賀です。ここからは火力発電所の煙突とイルカ島が望めます。写真に見える右側が火力発電所の煙突、正面に小さく見えるのがイルカ島(海豚島と書くと分からないですよね)です。
DSC_3536.jpg

この時点で10時、更に南下するか戻るか判断します。今日の目的は「行ける所まで行く」ですが、行った先で泊るつもりはありません。北の方角を見ると波が高く、所々に白波が見えます。ここまでNo.1ジェノアで来たので戻りもそのままにしたいところです。するとジェノア風下の視野外から突如クルーザーが現れました。タックして風上に向かうようなのでじっくりと見ているとかなり風に押されているようです。

ここいらが潮時と判断して引き返す事にします。ステアボードからポートサイドにタックして変針。浦賀航路の端を目指します。航路標識をトランジットに見てからタックしようと思っていたのですが、少し焦って早めにタック。
このままでは観音崎をかわせない位置です。タック後はNo.1ジェノアでは手に余る風速なので、少しシートを緩めて強烈な引きを逃れるようにセーリングします。暫くすると先ほどのクルーザーとクロス。
それでも二度目のタック後は少し長めのレグを引いて本船航路すれすれでタック、なんとか観音崎をかわして八景島が狙える位置に付けました。

このままクローズリーチで進めればマリーナの湾口をダイレクトに狙えます。一本のロングレグですが、スピードを稼ぎたいので、途中でNo.1ジェノアは交換したくないところです。予報では東の風に変わると合ったので、しばらくこのまま我慢です。

それでも途中で何度かレギュラージブに変えようと思いましたが、都度、「風はそれほど強くないのでそのまま行こう」という悪魔の言葉が聞こえてきます。確かに全行程を通じてシートを出し気味のクローズリーチという感じで行けましたから、風は思ったより強くありませんでした。その代わりに波とうねりがかなりあります。徐々にスプレーを浴びるようになりました

二回目のタック後は直接八景島沖合が狙える所まで来ました。ステアボードの風を受けながら猿島沖、八景島とマリーナまで一直線に引ける長いレグです。風が振れてクルーズホールドですが、クローズリーチ位にセールを開いて行けそうなので、No.1ジェノアをキープします。いざとなったらジェノアを降ろす事にしますが、風が更に触れてアビームかクォーターリーになればNo.1ジェノアでも持ちそうな風です。艇速は4kt超というところでしょうか。

観音崎をかわした辺りから徐々に波が高くなってきています。波の高さはこれまで経験した事の無い位です。マリーナから八景島沖までのセーリングでは経験したことがありません。それでも波高としては大した事が無いのかもしれないです。

波を超えると時々パンチングします。これは波を超えると下は空間ですから、艇体が海面に落ちて水面をたたく現象です。パンチングでは艇体が震える位の時があると聞いていましたが、それほどではありません。それとも強度が高いのでしょうか。パンチングで水面を叩いてもショックは柔らかで、水面をいなしているような感じです。

それでも一度ジャンプして強かに水面を打ちました。かなりスプレーを浴びます。そういえばコンパニオンウェイのメインスライドハッチは何時もの穏やかな海面用に開けたままでした。急いで閉めます。

観音崎から猿島までの間が波高のピークでした。これだけ長い時間、波に晒されると体が慣れてきます。ティラーの操作も少しずつ慣れてきました。波を右45度程度に受ける感じで進むとショックはかなり軽減されます。波のピークとボトムで舵を取られるので、反対側に舵を切ります。この感じは機走の時に船体の傾きと同じ側にティラーを取るのと同じ感じです。そのようにすると真直ぐ進むだけでなく、ショックを受けなくて済みます。パンチングしなくなったのも同じ理由?

セーリングは理論も大切ですが、経験はもっと大切な様な気がします。初めからこんな波の時だったらマリーナを出ないのでしょうが、クルーズの途中なら避けようがないです。たまには波が高い時にマリーナを出て経験を積むのもありかも知れません。

猿島沖の写真を撮ったので掲載します。これまではこの位の風と波で写真を撮る余裕などありませんでしたが、今日は慣れもあったのか、なんとか撮れました。
DSC_3540.jpg

あっという間に猿島沖を過ぎて八景島沖まで来ました。波の収まるのを期待していたのですが、チョッピーな波が多くなりました。下手をするとセールダウンできなくなるかも知れないという不安が過ります。
こんな風と波の中でも八景島のディンギー集団がレースの練習をしていて、その最中に突っ込んでしまいました。邪魔をしないようにコース取りします。

マリーナ湾口の黄色ブイが望める位置まで来たとき、一瞬波が収まったように思えました。これを逃さずにジェノアをダウンします。風に立て切れずジェノアの一部がデッキからこぼれて水面に浸かってしまったので、バウへ向かってジェノアを回収、ショックコードで押さえます。この間にも波の合間にバウが激しく上下するので、振り落とされないよう細心の注意を払います。

続いてメインをダウン。ダウンロープを引いても最後まで降りませんでしたが、問題ないところまで降りたのでそのままにします。後で確認したらマストステップのアイにダウンロープが引っかかっていました。

やっとの事でマリーナ湾口を目指します。この風と波なら黄色フラグ位出ていると思ったのですが、何もなし。確かに湾口を過ぎると穏やかな風と波です。
沖合と違いがあると聞いていましたが、こんなに違う事があるのですね。

自バースに着けて舫いを完了すると疲れがどっと出てきました。1時半ですが、昼食を作る気になりません。マクドでバーガー、疲れているので甘いコークも一緒です。

昼食後、艤装を解いて家路に。家に帰って夕食を摂った後でもまだ体が揺れているようです。

長い一日でした。


今日の動画
前半はダウンウィンドで穏やかですが、後半はアップウィンドで、波に叩かれ始める前です。

浦賀沖クルージング posted by (C)mnagano

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