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所有艇のソレイユ・ルボン26ftは製造後30年ほど経ちますが、ハルは頑強そのものです。ヨットは大きなプラモデル、内外装とも日々改造、余暇に?セーリングとクルージングを…

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6月3日 突然ですが冷蔵庫…

突然ですが冷蔵庫買っちゃいました。

だってキャッツアイには立派な冷蔵庫があって、3ウェイとか言ってガスボンベでも冷却できるんじゃなかったっけ…

そうなんですが~。あの冷蔵庫は12V電源だと75W(6A強)も食うんですよ。アンモニアを冷媒として使っているので熱を加えれば冷えるという優れものではあるのですが、水平でないと冷えないという欠点があります。何時もヒールして走っているヨットではちょっと非効率なんです。係留している時、例えばマリーナで船内泊と言う時は結構冷えるんですが、それでも庫内の最低温度は5度位。しかもキャビンが熱くなるという欠点が…

キンキンに冷えたビールを飲もうと思ったら角氷は必須でした。先日もこれでもって失敗。冷え冷えと思ったらそれ程でもなくて何時かは換えようと思っていた矢先の出来事でした。

冷蔵庫の冷やし方って色々あります。冷媒にアンモニアを使うのは少数派で、主流はペルチェ素子と言う電流を流すと一方は熱く、もう片方は冷えるというトランジスタの一種を使ったものとコンプレッサーを使って冷媒を圧縮して冷却するものがあります。

パソコンのCPUを冷やすのにも使われている位、ペルチェ素子は馴染みが深いのですが、大飯ぐらいと言うのは変わりません。少し大きめの冷蔵庫だと6A位でも5度位にしか冷えないのです。その代り熱くなる方のプレートを冷やす為のファン位しか必要ないので静かなのが特徴です。

一方、コンプレッサー方式は家庭用の冷蔵庫やエアコンと同じで、冷媒を圧縮するのにモーターを使います。動かし始める時の起動電流が大きいのですが、一旦動いてしまえば効率良く冷えます。温度設定にもよりますが、よく冷えるものはマイナス18度くらいですから冷凍庫ですね。起動時を除けば2.5~3アンペアと低電力ですが、コンプレッサーを動かすので喧しいのが欠点です。

どちらの方式も傾きに強いのでヨットに搭載するのに適しています。後はどれだけ低電力で冷えるかと言う問題だけですね。色々と検討してきた結果、バッテリーの負担が少ないコンプレッサー方式が良いと思い、機種を選んでいました。

コンプレッサー方式で蓋が上に付いていて、持ち運びできる機種を製造しているメーカーは2社です。一つはWebastoというメーカー、ワンボックス用の18l入る機種だけを製造しています。もう一つはキャンパー御用達の澤藤電機が作っているENGELというシリーズです。14lから60l、持ち運び用だけでなく据え付け型も製造しています。

買うならよく使われている物の方が良いかと思い、澤藤電機のエンゲルシリーズから容量15lのプロユース用冷凍/冷蔵庫MT-17Fという物を選びました。つまみを最大にするとマイナス18度になるといいます。
14lと少な目でもう少し安い12V専用モデルもあるのですが、購入したものは100Vも使えるので両用を考えると値段は殆ど変りません。

昨日Amazonでポチッとやって本日納品されました。それがこれです。結構大きいボディーなので取っ手を付けるとメインキャビンとバウキャビンの間のスペースに入らなくなるのでセーフティーでも使っているベルトを取り付けてあります。
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写真右の蓋の上に置いてあるのが標準の取っ手です。何かに使えそうですね。
ベルトに替えた部分の拡大。ベニヤで押さえてあるので簡単には外れないと思います。
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上蓋はキャッチが付いていてるので安心していられます。
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また、この上蓋は外せる蝶番が支点になっているので横にも外せます。狭いヨットの中では便利ですね。
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電源部と温度調整のつまみはこんな感じです。
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電源部には100V(コンセントが入っている方)と12/24V(自動判別)の差込口があります。使い方は簡単。電源プラグを入れてからつまみを希望の位置までひねるだけです。温度設定は自動ではないので、室温と入れ物の温度を考えながら調整します。

12/24Vの電源はシガーソケット(最近の車には装備されていない事も!)と固定電源にするための挿入口も標準で添付されています。
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左側の写真で、上がシガーソケットのコード、下が固定原電用の差込口(電線の末端のギボシ端子は自分で加工したものです)。写真右にあるようにシガーソケットの根元はねじ式になっていて外すと固定電源用ソケットに差し込めるようになっています。シガーソケットに特殊な形状のヒューズ、固定電源用のは一般的な管ヒューズが入っています。ヨットではヒューズ交換の楽な固定電源用が良いかも。
移動時には車のシガーソケット、ヨットでは固定電源に差し込むなどの 使い方ができます。こんな装備が入っているとは露知らず、シガーソケットのメスを用意していたのですが必要なくなりました。

早速電源を入れ、飲み物を買って入れてみました。ビール4本と1lのミネラルウォーター、500mlのジュース10本。これだけの物だけで庫内は一杯です。もう少し容量があると良いのですけどね。ヨットの中に置く最小限の大きさと最大限の容量で選んだ結果です。

冷え具合は最高。室温28度ではつまみは1から2の間です。ビールはキンキンに冷えていました。この冷蔵庫を買った人のレビューを見ると2以上にしたら凍ったとありますが、3の目安温度はマイナス10度ですから当然のように凍りますよね。

これの欠点は大きさと音。コンプレッサーの部分は省略できないのでそれなりの大きさがあります。横幅54cm、奥行き30cm、高さ36cmです。バルクヘッドの間に入るぎりぎりのサイズです。
コンプレッサーを駆動するモーターはスイングモーターと言って電磁石とコイルばねの反発でピストンのように上下(前後、左右?)に動くモーターが入っています。回転するモーターと違うのは起動電流が少ないことだそうで、モーターが動いている時の消費は12Vで2.5Aと省エネなのが特徴です。

残念なのは音で、家庭用の冷蔵庫より遥かに喧しい音を立ててくれます。今の温度設定では庫内が温まってくるとコンプレッサーが動いて、冷えると止まる動作を繰り返しているので何時も喧しいわけではないですから、我慢の範囲内と言ったところでしょうか。

ヨット専用と考えていたのですが、自宅の部屋でも使えそうなので行き来することを考えて取っ手を工夫してみました。実際にヨットで使ってみないと電力消費は分かりませんが、この夏は活躍しそうな予感がします。



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