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所有艇のソレイユ・ルボン26ftは製造後30年ほど経ちますが、ハルは頑強そのものです。ヨットは大きなプラモデル、内外装とも日々改造、余暇に?セーリングとクルージングを…

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5月9日 メンテナンス諸々

昨日K道さんにセルフタッキングジブの件、進んでいますか?と問い合わせたら、明日の午前中に寸法合わせを終わらせておきますとの事でした。伺いますねと伝えて今日マリーナへ。

K道さんにお願いすると作業は確実なのですが、時折スケジュール感が無くなる事も。こうやって駆け引きしながら進めてゆくのも楽しみの一つになってきました。

それはさておき、着いてみたらコクピットに見慣れないセールバッグが転がっています。お言葉通り午前中に事は進んでいたようです。持参したコンビニサンドイッチを頬張って冷たい紅茶で流し込み終わってから、何時ものとおりメインシートシステムの改良版を試しているとK道さんが…

セルフタッキングジブって簡単そうなのですが、実は奥深いものがありそうです。そん事はお構いなくスライドレールにロープを使う事にして、上手く行かなければスライドレールを使う事も考えてもらう事にしました。

ジブはと言うと、最近のプロダクションヨットはサイドステーがセンターとバックの2本になっているので、セルフタッキングにしたとしてもフットを長くとれるようになっているとの事。ルボンは設計が古いのでサイドステーは3本です。フォアとアフターはスブレッダーの所で収束していて、センターだけがマストトップまで行っています。このフォアが邪魔なのですが、設計上マストを片側3本のサイドステーで支える構造になっているのを変える訳には行きません。

このフォアとセンターステイの間隔は高々20~30cm位のものですが、ジブセールの面積を考えると馬鹿にならない広さになります。ラフの長さはNo.2ジェノアの長さでフットがレギュラーより20cm位短くなる感じでしょうか。ジブセールの面積としてはほぼレギュラージブと同じですが、高さがある分、アスペクト比の高いセールになりそうです。

アスペクト比が高くなると何が良いか?
ジブセールの効率が良くなるのでクローズホールドの切り上がり性能が上がるそうです。飛行機で言うとグライダーと同じですね。グライダーはアスペクト比の高い主翼のお蔭で、長い距離を滑空できます。それだけ効率が良いという事ですよね。

飛行機もヨットも理屈の上では一緒。飛行機は主翼が横に広がっていて前から風を受けると揚力が出ますが、ヨットではセールが縦になっているだけの事なのです。飛行機なら上昇するというか浮くのでなんとなく理解できるのですが、ヨットの場合は少し複雑で、揚力自体は風下に発生します。

これだけだとどんどん風下に流されてしまいそうですが、キールがあるお蔭でキールの風上側に反力と言うものが作用して真っすぐ走るという仕組みです。何せ水の抵抗は空気の400倍?あるお蔭と言う事なのですが、ものの本を読んでいると決まってこの辺りで眠くなってきます。

まぁ、理屈は兎も角として風を受けながら真っすぐ(場合によっては風上や風下に向けて)進んでいる事は確かな事ですから。

あれ、何処へ行ったんでしたっけ。

取敢えず手持ちのNo.2ジェノアをお渡ししてリカットしてもらい、必要ならスライドレールを追加してもらう事にしました。ジブセールのクリュー部分は引っ張る角度を変えられるようにするそうです。ジブシートトラックと同じ理屈です。そういえば世界一周レース(Oracle)でもレース艇のジブセールやジェネカーのクリューがそうなっていましたね。ちょっとかっこいいかも…

この原稿は晩酌付の食事が終わってから書いているので、水の抵抗値やら仕掛けなどが多少違っていたとしてもご勘弁ください。


さて、次はメインシートシステム。まだやっているの…そうなんです。まだ合点がいかずにやっています。何がっていうとメインシートの重さです。ブロックは4倍でブームの4分の一、3分の一、8分の5の三点でブロックを取っています。かなり軽くなっても良い筈なのに引くと重い。でも、クローズホールドからリーチング位までは結構軽く引けるのです。どこかで重くなる原因があるはずです。

今日の風はほぼ西なので自バースの位置ではリーチング位までしかブームを展開できませんが、ここまでは軽く引けてウインチの必要が無いほどです。でも、ここから更にブームを押すと抵抗が…よくよく見ると風上側のシートが太陽光パネルに掛かっています。試しにこの部分だけ引っ張ってみるとランニングの位置まではブームが出ていきます。ここだ!

メインシートに係らずシートは何かに引っ掛かると途端に動きが渋くなりますよね。これが太陽光パネルとメインシートの間で起きていました。これを解決するにはメインシートのリードを後ろにずらして、引っ掛かりを弱めてあげれば良い。そう考えて追加されている一番後ろのアイに全てのブロックを集めて倍率を3倍に減らして見ました。

これが成功。物凄く軽いという訳ではありませんが、抵抗なく引けます。ランニングの位置ではどうやってもシートがパネルの角に当たってしまうので渋くなりますが、実際にランニングに入れば風の力でブームが出ていきそうな感じになってきました。

元のメインシート取り付け位置からすると2/3位に短くなっているのでそれなりの力が要りますが、引けない事はありません。ウインチを使えばかなり強風の時でも引けそうな感じなので、これを最終バージョンにしようと決めて、K道さんに相談。ドグハウスにチークブロックを付けてドグハウス側の高さを上げるアイデアももらいましたが、かなり高くしないと駄目そうなので、これを最終案にする事でブロックを手配してもらう事にしました。

(太陽光パネルを外すという選択肢もあります。ドジャーのハードトップ部分が結構広いのとビミニトップのバックステーよりも前にスペースがあるので候補地です。でもパネルをフレキシブルに変えるなどの費用が結構高くつきそうなのでしばらくは見送りです…)


お次はドジャーの囲い。ブルーシートにサイズを取ってあったのでハードトップに合わせて再確認します。特にフロントウインドの部分はハードトップに庇を付けたので測り直しが必要でした。ドジャーに必要な幌生地、2,000mのジーンズ用ミシン糸、ファスナー、ベルクロ等の必要な部材は調達済みで、残すはアクリル板だけでしたが先ほど納品されました。これで材料と寸法は揃った事になります。

後は作るだけ!

ここまでだけでもずいぶん長くなってしまったのでドジャー作成工程の紹介は次回と言う事で…


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