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所有艇のソレイユ・ルボン26ftは製造後30年ほど経ちますが、ハルは頑強そのものです。ヨットは大きなプラモデル、内外装とも日々改造、余暇に?セーリングとクルージングを…

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3月14日 ドジャー仮組

ドジャーの平面展開図面を引き終え、パイプの曲げ位置図面も出来上がったので昨日までにパイプを曲げておきました。

パイプを曲げる時はどの位置で何度くらい曲げるのかを事前にプロッティングしておきます。この作り方では完全な曲線は描けませんが近似的な曲線が構成できます。ここで重要なのは側面図と平面図(正面図でも可)から平面展開図(投影図)を作っておく事です。

側面図の支点から頂点までを適当な間隔で等分し、側面図上の長さを測ります。平面図でこの位置の幅を測って等分した長さとで平面展開図(投影図)にプロットするとフレームを平面に置いた形が得られます。この形が重要で単純に正面図から形を決めてしまうと寸詰まりなフレームが出来上がってしまうと云う訳です。
この投影図からどの位置でどの位曲げるかを決めていきます。

実際にやってみると実に根気の要る作業になります。平面展開図と曲げ位置の図面を作るだけで丸々一日掛かってしまいました。

それはさて置き、最終的には曲げ位置図面が欲しいのでやり方は様々でしょう。この曲げ位置図面はパイプの根元からの長さと角度なのでExcelのような表計算ソフトを使うと簡単に作れます。

そんな作業の過程をアップしても何も面白くないので全部省きました。

パイプを曲げる時には長さと角度をパイプに位置付して単純に曲げるだけです。曲げたパイプは間近で見ると角々していますが少し離れてみると曲線のように見えます。実用上は十分な滑らかさでしょう。

車に乗せて運ぶ都合上両端をカバーしておきました。荷解きする前の図です。
20130314_001.jpg

これを荷解きしてメインフレームと前フレームを抱き合わせるとこんな感じになります。長さは調整する前です。
ビミニトップのフレームを作った時もそうでしたが、組上げる前の持ち運びに便利な事と幅を調整するため左右に分割してあります。
20130314_004.jpg

メインフレームの船体への取り付けはユニバーサルデッキヒンジと言ってドジャーを前後に畳めて左右にも動かせるヒンジを使います。パイプを仮組してからこのヒンジを付けるための穴を船体に空けます。M6の貫通ボルトを使って固定するので最初に2.5mmのドリル歯を使ってリード穴を空けます。ドグハウスの側面は傾斜していますが、日曜大工工具の中から平面に対して垂直に穴をあけられる道具を使って正確に垂直な穴を空けました。これに6mmのドリル歯を使ってスルーホールを空けます。

ここで問題発生。バルクヘッドにオートパイロットの取り付け穴を空けた時、壁板はFRP単板のようでしたが、キャビン内側はFRPのライナーが入っていて、中が空洞でした。ユニバーサルデッキヒンジを取り付けようとボルトを締め付けたら内側が撓んでしまいました。

ここでどうするかです。中が空洞でも当て板を内側に当てればそのままでも大丈夫ですが、若干強度に不安が残ります。K道さんに相談してライナーにナットを締められる程度のえぐりを付ける事にしました。オートパイロットの電源部を取り付ける時に手当てした18φのホールソーでえぐりを取りました。
ライナーの厚みは2から5mm位で空洞部分は5から8mm位ありました。当て板にしなくて正解だったようです。

ハルを貫通するので雨が侵入しないようにタップリ目にコーキング材を塗って目止めしながらヒンジを取り付けました。急遽手当てしたナットキャップを取り付けて完了。キャップとライナーの間に少し隙間ができたのでその内に埋める事にしましょう。

さて、いよいよフレームを取り付けます。クリーブスライドを補助フレーム位置に取り付け、パイプトップの金具を支点に取り付けて組上げるとこんな感じになりました。
20130314_005.jpg 20130314_006.jpg

高さの調整が必要なようです。前後の長さを測ると設計どおり。でもメインフレームが少し短いようで後ろ下がりになります。前フレームとスライドハッチの間隔(高さ)は400mmの予定。メインフレーム後端は差板の上部から500mmです。メインフレーム(後ろ側)を曲げる時に少し短めにしてしまったのが敗因ですね。継ぎ足すことにします。

お隣の船からも写真を撮らさせてもらったので全体像がつかめました。
20130314_007.jpg 20130314_008.jpg
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この状態でも普通のルボンのメインシート位置では有得ない大きさになっていますが、キャビンへの雨の侵入を防ぐ目的もあってメインフレームは50mmほど延長する事にしました。これだけで高さと長さを30mm近く伸ばすことができます。曲げ位置図面を作るときに寸法を間違えたようでした。

パイプのあちこちに付いている白いテープは曲げ位置をプロッティングしたもので、完成時には剥がします。また船体に付いている紫のテープはK道さんとメインシートの取り付け位置を打ち合わせした時に付けたもので、この印を目途にして左右にアイを付ける事になります。

今日は曲げたパイプが設計どおりか確認するだけだったので全部取り外して作業終了。メインフレームが少し短かったことを除けばほぼ設計どおりの出来でした。幅は調整できるよう長さを残して置きましたが、ハリヤードウインチにレバーを取り付けると手がフレームに当たるので、少し広めに調整する事にします。

因みにフレームに使っているパイプの太さは22mmφ、1.5mm厚ですが、仮組にも関わらずメインフレームは左右の撓みが殆ど感じられない位の硬性があります。支柱とサブフレームを付けて幌を張ったら、しなりがありながら、がちっとした骨組みに仕上がりそうです。狙い通りの柔構造・強化フレームになりそうな予感がしてきました。

メインフレームを延長して設計どおりの高さを確保してから前の支柱、補助フレームを取り付ければフレーム自体は完成になります。フレームの作成自体はほぼ見えてきました。まずはフレーム幅を決めるために明日もマリーナ行きですね。

正午から5時まで隣の船用のタラップを行き来して少々バテ気味ですが頑張ります。


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