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所有艇のソレイユ・ルボン26ftは製造後30年ほど経ちますが、ハルは頑強そのものです。ヨットは大きなプラモデル、内外装とも日々改造、余暇に?セーリングとクルージングを…

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3月7日 iPadがFURUNOやRaymarine並に?

今日は遅まきながら国際VHFの講習会を申し込んだところで、ジムでZumbaをやる以外に暇を持て余しているところでした。

少し最近のナビオニクス事情を調べてみてと思い、AISにターゲットを絞り込んでネットを探っていたら意外なものを発見。iPadの有効性を高めるのではないかと思ったので紹介します。


ラミレーテというAISを専門に扱っているサイトに行ってみたら何やら無線LANでNMEAデータをiPadに飛ばせるiAISという装置があるらしい事を発見。
製品名で改めてGoogleでサーチしたところイギリスのDigital Yacht社がAISレシーバー兼NMEAデータマルチプレクサ―兼Wifiトンスミッターを売っている事が分かりました。価格は450米ドル。(iPadは価格に含まれません)
LowRes_iais2Shot.jpg



だから何だよと思う方々もちょっと待ってください。次のような事が出来るのです。

・AISによる船舶の位置と進行方位、船舶の情報(国籍など)が無線LANを通じてiPadでキャッチできる
・RayMarineなどの装置(GPSや航行機器)からの情報も無線LANを通じてiPadでキャッチできる。
・iNavxというソフトを使うとキャッチした情報が海図上に表示できる

iNavxナビゲーションチャートのスナップショットです。オークランドのインナーハーバーから出港して行く船が表示されています。(USの海図は無料でダウンロードできるのに日本は…)
screenaischart.jpg



また風向風速、速度、深度を測る装置(Raymarineに限らずNMEA0183のデータを出す機器)であればNMEAデータマルチプレクサ―として無線LANを通じてiPadにデータを取り込んでiNavxで表示できます。次のスクリーンショットは速度、風向・風速計のデータを表示したところです。
screenchartspeed.jpg screenchartwind.jpg



RaymarineやFURUNOなどの高価なナビツールを使わなくとも廉価なiPadと組み合わせて統合ナビゲーションが可能なわけです。

今のところ分かっているiNavxの詳細は次の様です。
・価格
49.95米ドル
・海図
米国周辺の海図は無料ですが、日本付近の海図はiNavx専門の海図サーバ※からダウンロードして購入します(49.99米ドル)両方合わせても100米ドル=8,000円は破格かも知れません。
※海図そのものはNAVIONICSの物をX-Traverseから購入する事になります。私が既に持っているNAVIONICS for Ipadの海図はiNavxでは使えないのです。

・ウェイポイント設定、iPad内臓GPSを使用したナビゲーションが可能
ナビゲーションソフトとしての機能はすべてが分かっている訳ではありませんが、ウェイポイント、ルート、トラッキングといった普通のナビソフトとしての機能はあるようです。

・iPhoneやiPadとの共有
ソフトはOKなようですが海図はそれぞれで別売り。iPadで購入したからと言ってiPhoneで使うことはできないようです。

・Wifi iPadの場合のGPS機能
別売りのGPSユニットを接続すればGPSが利用できます。詳細はiNavxのサイトを

・NMEAデータの取り扱い
iNavxに表示機能のあるデータはOKですが速度、風速・風向以外は未確認です。
NMEAデータは0183の他にNMEA2000にも対応しているようです。

・ GRIBによる天気予報
GRIBというのは汎用データフォーマットを言うのですが、天気予報データを流すのにも使われているようです。このデータフォーマットを使って流しているのが GRIB Weather forecastingです。色々なサービスがありますがiNavxのサーバではメンバー会員(iVavx購入者)を対象にして無料で天気予報をデータに乗せて流しています。どの範囲までカバーしているのかはやってみないと分かりません。日本も対象になっていますように…

・ AISによる衝突防止アラーム
マニュアルでは確認出来ませんでした。船位と進路、AIS情報があれば衝突の可能性をシミュレーションして画面表示できそうなものですが、そこまでサポートしている気配はありません。


iAISについては
・トランシーバー機能
クラスA、Bのデュアルチャンネル対応(161.975MHz,162.025MHz, 25KHz)、107dBmで普通のAISトランシーバーとしての能力です。
サイズは縦・横150mm、厚み37.5mmと小型です。

・接続性
Wifi、USBで出力。シリアルポートで入出力が可能。データフォーマットはNMEA。
Wifiリンクは802.11b/g、交信範囲は通常30mで最大100mまで。接続ユーザー数は1台のみ。
NMEAのデータを無線LAN経由で飛ばせる他、同じデータをUSBポートからPCにも出力できます。iPadのソフトだけでなくPCもという場合には有用ですね。
シリアルは4800ボーレートでデータ取込が可能。出力はMax38400ボー。(原文に忠実に表現していますが、日本ではボーではなくbpsですけどね)

なお、WifiはiAISがトランスミッターでTCP/IPのピアツーピア接続(IPアドレスとポート番号が固定)になるので、他にインターネットの無線ルーターを持っていても併用できません。iPadからは直接iAISに接続するような形になります。

・その他
防水性能はIPX5、それほど高くないので船内設置が良いようです。
VHFのアンテナが必要です。
GPSはiPad 3Gなら標準装備です。
後は12V電源ですがヨットなら別に手当てする必要はないですよね。
無料のソフトもあります。海図ではなくレーダーチャート風ですが海図ソフトと併用すれば使えそうです。

詳細はDigital Yachtのサイトを参照して下さい。
物理的な仕様はBrochuresという項目が一番分かりやすいですよ。


発売開始は2010年10月
YouTubeでボートショーでの製品紹介をやっています。出典: Southampton Boat Show 2010
Digital Yachtのサイトにもビデオがありますが、英国風の発音がOKな方はどうぞ。

如何でしょうか。自艇の様な小型のヨットには相応しい装備だと思いませんか?

iPadにNAVIONICSを入れて終わりと思っていましたが、久々にイジリ~意欲がわきました。コンピュータとネットワークはお得意の分野なので人柱的にやってみようかなと思いだしたところです。


これを入れるとするとモニター無の風速・風向センサー、速度センサー、深度センサーなどが欲しくなってしまいそうですが、各メーカーがNMEAの規定通りのデータを出しているかどうかは怪しいのでインターオペラビリティ―が確保できるとがどうかですね。出費を考えるとAISの情報が海図上でモニター出来る位までが妥当な線でしょうかね。

因みに以前の仕事ではこのインターオペラビリティ―(相互接続性)に随分と悩まさせられたものです。ですからAIS情報だけでも確実に接続できれば十分と思わなければならないのです。

今やコンピュータの世界はオープンで何でも組み合わせでシステムが構築できるようになっているそうな…
それは嘘です。信じる方がバカを見る世界なのです。それと同じことがボート・ヨットの世界でも。と思うとやるせないのですけどね。




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by まとめwoネタ速suru on 2012/04/01 at 04:40:33

今日は遅まきながら国際VHFの講習会を申し込んだところで、ジムでZumbaをやる以外に暇を持て余しているところでした。少し最近のナビオニクス事情を調べてみてと思い、AISにターゲットを絞り込んでネットを探っていたら意外なものを発見。iPadの有効性を高...

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コメント
63:No title by Catseye on 2012/04/08 at 23:19:25

おめでとうございます。無事ダウンロードできて良かったです。

私もITの出にしては英語が得意な方ではないですけど、辞書片手に何とかやっています。ナビゲーションソフトのヘルプを読むと少しずつですが機能が分かってくるので、試しながら身に着けると良いようです。

iPhone、iPadはヘルプでも単語を少し長押しするとCopy,Defineと出てきて、Defineを選ぶと辞書が表示されるので便利ですよね。


また情報交換しましょう。

Catseye 永野

62:有難うございました by yasuda on 2012/04/08 at 13:42:04

有難うございました。結果から報告します。
なんとか海図のダウンロードまで成功しました。
結局地図はナビオニクスの海図を購入しました。

やり方
① App StoreからiNavXを購入
② iNavXを起動
Add More Charts To Mene から Gold Marine Charts 2011から34XGJapanを選択
③ Preferences から X-Traverse Accout に入って
Emailとパスワードを入れてSign Up Atからサイトにアクセス
④ 新規アカウント登録
⑤ X-Traverseのサイトからiphone用の海図34XGJapanを
購入
⑥ メールが届いてからiphoneからiNavXを起動Meneの
34XGJapanをクイック で やっとダウンロードできました。


注意① iphoneのメールアドレスでAccountを作成した方が良いと思います。
注意② X-Traverse経由で海図の購入しなければiNavXに貼り付かないようです。

結局使ったお金は
iNavXで4300円
X-Traverse で Account 新規登録料 10ドル
X-Traverse で Account 一年間 10ドル
X-Traverse Navionics 34XG Pacific Islands and Japan-iphone-2011 で 19,99ドル
上記の合計でiNavXが起動しました。
あとは使い方です。辞書を片手にぼちぼちやります。
2馬力船で愛知県知多半島を制覇します。
いろいろと有難うございました。

また色々と情報交換できれば幸いです。
連絡は携帯メールで
愛知県 安田 

61:試してみてください by Catseye on 2012/04/07 at 17:01:44

こんにちは

iNavXはまだ使っていませんが、購入されたのならどしどし活用したいところですね。ご質問にあったGold Marine Chartsのサイトを見たら米国とカナダしか売っていませんでした。添付のチャートより詳細なマップが欲しい人用らしいです。

iNavXのサイトではユーザー登録に10米ドル取られますが、アップデート用と思えばそれ程高くないかもしれませんね。海図は本家本元で購入された方が良いと思います。

私はまだNAVIONICSを使っているので勝手が分かりませんが同じ様なものだと思います。簡単にメモしてみました。

1.ユーザーアカウントを登録する。
iNavXのアカウント管理画面にもサインアップのボタン(Sign up At www.x-traverse.com)があるようなので、これを利用するのが簡単だと思います。ログオン画面でSignupのボタンを押せば新規登録できるはずです。
ユーザーIDの管理料に年間10ドルはどうかと思いますが、必須の様です。
これでi-Marineのサーバーから海図が購入できるようになります。

2.ユーザーアカウントをiPhone/iPadに登録する。
どちらをお使いかわかりませんが、どちらもプリファレンス画面で登録します。メインの「設定」かiNavXのメニューに設定があるのでここにユーザーID(メールアドレス)とパスワードを登録します。

3.海図を購入する。
iNavXからサインアップするとiNavXのホームページにアクセスできるはずです。海図一覧が表示されるかも知れません。ホームページなら中断位にある「iNavX Chart & Map Coverage」から海図一覧を表示させます。
海図一覧のかなり下の方に「35XG - China and Korea and Japan」があるのでMore Info (iPhone/iPod Touch)かMore Info (iPad)の何れかを選択してください。
iPhone用とiPad用とで違うので注意してください。

選択すると購入画面です。内容を確認して画面右上にある「Buy」を押せば購入できるはずです。文字が小さくて本当に売る気があるのか疑いたくなりますよ。

4.海図をダウンロードして使う。
これまでであなたのアカウントと購入した海図の関係付けがが出来たので、iNavXから海図をダウンロードできるようになったはずです。
「Add More Charts to Menu」でチャートリストを表示させると購入した海図が太文字で表示されると思います。
「ON」をタップして使えるようにします。


取敢えずサイトを見ながら手順を作ってみましたが実際にやっていないのでうまくいくかどうか分かりません。「なるはずです」みたいな書き方になってしまいました。
手元にiNavXがあれば良いのですがAIS絡みでもう少し調べてからと思っているので、こんなガイドしか作れませんでした。参考になるかどうか分かりませんが試してみてください。

60:はじめまして,教えてください by yasuda on 2012/04/07 at 12:15:45

先日、iNavXをインストールしましたが、日本のチャートが入っていないため、購入をしたいのですが、インストールのやり方がわかりません。
Gold Marine Charts からJapanをインストールできません。
英語が読めないので、困っています。
ぜひご指導をお願いします。
ブログを見ると
お手数ですが宜しくお願いします。

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