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所有艇のソレイユ・ルボン26ftは製造後30年ほど経ちますが、ハルは頑強そのものです。ヨットは大きなプラモデル、内外装とも日々改造、余暇に?セーリングとクルージングを…

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10月16日 セルフタッキングジブを試す

このところ気になっていたセルフタッキングジブですが、ちょっとした工夫で手持ちのセールでも出来そうなので試す事にして見ました。

本格的に仕掛けするならトラベラーを取り付けてと言う事でしょうけど、試すだけなら簡易的にロープだけで組むことができます。但し、試しなので強度の面ではあまり推奨できる構成ではありません。特にロープの固定部にサイドステーのチェーンプレートを利用しましたが、チェーンプレートは前後方向の引っ張りに強くないので恒久的に使用するなら別の固定方法にしないと無理があります。

ジブシートはファーリングしたNo.2のままです。適当なサイズに引き出して使います。

材料は
1.トラベラー
スピンシート(12mm赤白)を仮に使用。左舷サイドステーのチェーンプレートに固定して右舷チェーンプレートからコクピットにリード。

2.ブロック
・シートブロックのスライダー×1
・ジブシートの受け(マストベースのアイに設置)×1
・シートのテークル×2(結構な力が掛かるので倍の力で引けるようにしました)。

3.トラベラー移動シート
元々のジブシート(黄色)を使って左右からシートブロックを引けるようにしました。

4.ジブシート(緑)
シートブロックからジブブロック、ジブブロックからシートブロック、シートブロックからジブシートの受け、ジブシートの受けからデッキオーガナイザーを通じてコクピットのストッパーへリード。

言葉で説明すると何が何やらですが、組みあがったイメージはこんなです。
20111016_005.jpg 20111016_002.jpg

左右の固定部。
20111016_003.jpg 20111016_004.jpg

ジブへの取り付けは今な感じです。
20111016_001.jpg

ジブシートのリード位置がこれで良いのかどうか舫いを確認してから自バースで試してみます。今日は風向が安定しないので風回りが色々に変化するのでテストにはもってこいです。テストを始めた時は西の風、クローズホールドの位置です。
ファーリングをレギュラージブのサイズに展開してテスト開始。

ジブシートを引くとリーチは丁度良く、フットは少しルーズですが許容範囲。もう少しジブを巻くかトラベラーを後ろに引けばジャストトリムになりそうです。ジブシートを何時もより内側で引いているのでアタックアングルが広がっています。下手をするとレーサー並みに上り角度が稼げそうな雰囲気です。
セルフタッキングジブの目的は?と考えてしまいます。

メインシートのトラベラーを風上側に引いて…なんてレーサーの様にトリムを調整しながら走る船ではありませんが、そんなに気になってしまうような角度なのです。

これはちょっと帆走して試してみたくなりました。
写真にもあるように黄色フラグが出ていますが気にしないでさっさと出艇。でも湾口まで出て直ぐに後悔しました。体感風速が9mを超えています。ブローで11m超。波は1.5m~2mというところでしょうか。

テストするならもう少し大人しい海況を選ぶべきでした。それでもメインを1ポンリーフでアップ、レギュラーサイズにジブを展開してテスト開始です。

ヒール角度が常時25度辺りになってきたのでメインを2ポンへ、ジブをストームサイズに変更しますが、ブローが入るとやはり25度位までヒールします。チェーンプレートの強度が心配なので、メインの風を逃がしながらジブを収納。
2ポンメインだけでも5~6mの時のフルセール並みのスピードで突っ走ります。勿論スプレーを浴びまくりです。

その内にオートパイロットがヘルムを保てなくなってきました。風向がクルクルと変わっていきます。こうなるとテストどころではないので帰港を決意。念の為にエンジンを掛けっ放しにしていたので機帆走で帰港します。

マリーナ港内に入っても風の強さは余り変わりません。セールダウンした艇が風の力でヒールします。フラグを見ると赤フラグに変わっていました。

こんな時の着岸は大変です。風は西風、フィンガーから離れる風なのです。思ったとおり流されてお隣の艇に着岸。ボートフックで舫いロープをフィンガーのクリートに掛け、引っ張りながら艇をフィンガーに引き寄せます。これで何とか着岸成功。舫いを固めます。


テストどころの海況ではありませんでしたが、スプレーを浴びることが無くなれば何とか走ることは出来そうです。やはり有効なドジャーが必要ですね。

肝心のテストですが、ジブシートに倍力のテークルを入れたため、今日の様な海況でもシートが引けました。セルフタッキング自体のテストにはなっていませんが、強度や耐久性の問題を除けばシステムとしては有効なようです。シートの固定位置を考え直して、もう少し風の弱い別の日にテストして本格的な構成を考えることにします。



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