5月13日 かみさんと行く保田クルーズ その2(保田からの帰り)

2012-05-13 | 22:16

一夜明けて…
昨夜は寒くて3時頃からストーブを付ける位でしたが、朝になると晴れて暑いくらいです。
これは焼けそうと言う事でビミニトップを展開することにしました。少し早めですがこの時期の紫外線は案外強いのでお勧めかも知れませんね。

朝食は何時ものようにトーストとコーヒー。このメニューにしてからうん十年になります。最近ではこれにヨーグルトが加わるのですが、小さい一個売りのものが見当たらなかったので断念です。

準備を整えてから出港。お隣さんと重なりましたが先に出港させてもらいました。番号からするとイーストの方の様ですがご親切にありがとうございました。

出港路にも気を使います。平島を右手に見ながら進めると、平島釣り目当ての手漕ぎボートが数艇出てきました。航路を譲るようにしていると定置網に入りそうになります。その位航路が狭いので要注意です。

風・波とも少し強め。ジブを二巻き位残して展開しますが、オーバーヒールなので直ぐにレギュラーサイズに縮帆、メインもフルからワンポンにします。それでヒール角15度5ノット超なのでジャストフィットかも。北東の風を受けて快調に走ります。

入船は混雑していて左右にコースを変更しながら本船の間に挟まれながらの横断です。
出船は大型タンカーを避けた後は何もないと思っていたら、なんと…
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遠目で見る事はありましたが、ここまで接近したのは初めてでした。普通はタグボートなどが先導しているので潜水艦は無いだろうと思っていましたが、先導もなくいきなり現れたような感じでした。今日は自衛艦総出の感があったので、思えば始まりだったのかも知れません。

この後はエンジンをカットして静かにセーリング。かみさんのご希望もあり気持ちの良いクローズホールドで観音崎を躱しましたと言いたいところですが、途中から持ち前の気短さもあってこのとおり観音崎沖を機帆走で一気に通過です。
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第二灯浮標まで到達した時点でセーリング開始。一気にマリーナを目指したかったのですが、いきなり風力ダウン。浪間を漂うようになりました。それでも昼食を控えて我慢のセーリング。
お昼を作っていると並行するように海上保安庁の巡視船が…しかも中々離れません。よくよく見ると船腹にある電光掲示板(久々に口にする言葉ですが…)に「大型船舶がきます。航路を広く空けてください」とあります。無線があれば呼び出されているのでしょうけど、まだこの時点ではライセンスも手に入っていなかったので…

取敢えず猿島方向に転針して大人しくしていると浦賀航路を空母の様な船が入ってきます。日向の様です。それとベイサイドの方向から白い大型クルーザー(外国船籍の150ftを超えているような船でした。)が近寄ってきます。どちらが大型船舶なのか良く分かりませんが、巡視艇が出て安全確保しているので白い方かと思っていたら通過後もまとわりついてきます。(表現が余りよろしくないのはご勘弁を)

すると日向が本船航路を外れて横須賀方面に転針してきました。こちらが本命の様だと思っていると八景島の沖合に泊っているように見えた自衛艦2隻が本船航路に向けて出ていきます。
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巡視船の監視業務はこれだったようで、マリーナへの帰路を直行するような形で出港して行きました。これで終わりと思い、風も弱くなりすぎたので機帆走に切り替えてのんびりとしていたら、八景島沖に停泊していた補給船の様な自衛艦がいきなり出港してきました。丁度二人して背を向けていたので気が付かなかったのですが、黒いのが目の隅に入った途端に無条件反射のようにラフして船尾を目指すようコースを変えていました。衝突予防法の優先権の問題ではないですから…

何となく責められているようなポーズ。私が悪い? はい、ワッチが足りませんでした。でもこれだけ自衛艦に遭遇したのは初めてでした。
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この後、更に風が落ちて殆ど無風状態。波も無く穏やかでよいのですがヨットは風で走るのです!
こうなったら機走全速力。マリーナを目指します。
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三菱重工の風車も停止。


機走6ノット。マリーナの安全ブイ寸前までこのスピードでした。
自バースに入ると何時もはのんびりと艤装を解くのですが、今日は疲れもあってテキパキと。かみさんの手伝いであっという間に帰り支度が整いました。

兎に角初めてのかみさんとのクルージングは無事?終了。感想を聞くとやることが無くて退屈だったとの事。どうやら次の番は無さそうな雰囲気ですが…


帰宅するとベイサイドから簡易書留が届いていました。中身は無線従事者免許証。やっとの事で国際VHF三級の免許が手に入りました。後はハンディを買うだけですね。今日の様な事もあるので必要性は十分に認識できた次第です。




5月12日 かみさんと行く保田クルーズ その1

2012-05-12 | 21:22

私の趣味は船の改造とクルージング、かみさんの趣味は宝塚月組の応援。接点は?
そんな事はどうでも今日からクルージングのお約束で保田まで行く事にしました。ここまでの道のりは涙ぐましいものがあるのですが、さて置いて於いて、初めてのかみさんとのクルージングが実現しました。

マリーナ着は9時半。結構な荷物を船に積み込んで出発です。実はこの時点で大切なものを車に積んだままでした。この事は後で…
マリーナスタッフに聞いたら今日も大気が不安定との事。アクリルドームドジャーをセットして荒天にそなぅます。
ちょっと不安に駆られますが風が強くても何とかなるさ、との事で出港。黄色ブイの辺りでは少し波があるかな?という感じですが、八景島までの間はスプレーを浴び放題です。

かみさんはというと寒い!と言う事でキャビンに。この波の中でTokyo Walkerを読んでいます。私ならとてもの事ではありませんが、この揺れの中で読み物など…

クォーターリーで観音崎の灯台を躱せるようにクローズホールドで沖出しをしながらスプレーの洗礼をたっぷりと浴びます。それでも出港前の情報のお蔭か上下のウェアで荒天準備完了。ドジャーのお蔭で雨が降っても濡れないで済みます。しかも視界が確保されているのでキャビンからのワッチにも事欠きません。

でも荒天準備が大当たりだったのも観音崎まで。北東の風では半島の陰から吹き降ろす風もないため、観音崎の辺りでは静かなものです。少しうねれがあるので結構な船の上下動はありますが海面は見てのとおり平穏そのもの。
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第一灯浮標の辺りで保田への直行ルートを試します。スターボードサイドを見ると何時もの発電所の煙突です。
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幸いにも出船とフェリーの姿がありません。ここから東京湾横断開始。今日のナビはiPadに搭載したNAVIONICSが中心で、コース取りはiPhoneに入れたHarry's SailerでGPSの感度、ベアリングを見ています。
勿論ワッチは四方八方に…

中央ブイを過ぎる辺りで入船が活発に見られるようになりましたが、ここではエンジンを停止したままです。因みに出港から転針までの間は機帆走で平均6ノットでしたが、キャビンから少し騒がしいという鶴の一声でエンジン停止。それでも4ノット以上のスピードで保田を目指しています。
転針して直ぐに漁船の群れ、入船が多くなります。出船の影が無いせいか漁船はかなり沖合まで出していました。遠くには大島の影が…今年は是非行ってみたい島ですね。
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保田の直前で殆ど無風に…エンジンを掛けてゆっくりと入港していきます。舵誌にもありましたが保田への入港路は少し注意が必要になりました。平島の近くにも定置網が設置されていますし、漁港入り口付近の定置網もあるので入港路が少し狭くなっています。去年はもう少し広かったと思うのですが…

入港してみるとヨットが7杯、モーターボートが3杯程度で結構空いていました。接岸は左舷で用意していたので場所を探すのに大変ではというのは思い過ごしで、何処でも大丈夫そうな感じです。西側から二本目の桟橋の一番南寄りに接岸。進入角度を浅くしてもシングルで十分接岸できるほどでした。

ちょっと一服してからばんやへ行く事にして写真を少しばかり。
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おなじアングルで暮れなずむ夕日を…
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因みにお隣さんは同じベイサイドから来ていたリベッチオで同型3艇で来られていました。

この後でばんやへ。本日は天ぷら盛り合わせ(アジ、イカ、野菜)、キンメとヒラメの2点盛り、青柳のぬた、サバ漬け寿司、ばんや寿司とお酒少々というメニュー。素材が良いだけでなく量が多いので老夫婦には十分なボリウムです。その中でもサバ漬け寿司はお勧め。サバはたれに付け込んだままシャリとは別に出てくるので乗っけて食すというスタイルです。後から甘めのたれの味わいが口の中に広がってなんとも言えない味わいになります。

海の幸を満喫した後で付近を散策していると漁協の辺りに海鮮焼き物の食堂がありました。好きな食材を選んで焼きながら食べられるようですが営業時間が9時半から3時までとお昼の客を当て込んでいるようなので本日は断念。
野菜を含めて選べるようなので早めの到着なら、これもありかも知れません。

ばんやの湯で温まった後でBeerを燃料にしながら暫し水入らず(何時もなのですが…)で会話タイム。

この後で寝ようと思ったら…寝袋を忘れていました。予報では13度位まで落ちるのでちょっと問題。仕方ないので衣服着用、持ってきていた上掛けで過ごす事に。たまたま今夜はうねりが入って来ていてかなり揺れたのと寒かったので眠れない事しばしばでした。

明け方にはストーブも…



それでも何とか過ごせるものでした。



4月30日 調整式トッピングリフト

2012-04-30 | 18:03

連日のようにマリーナ―へ。今日はK道さんと床板の打ち合わせと昨日の調整式トッピングリフトの写真を撮りに。かみさんも一緒なので買い物の方がメインという声もありますが…

K道さんとの打ち合わせはほんの数分で終了。床板用に調達してもらった合板を見たら明るい色調だったのでOKを出し、取りかかってもらう事にしました。

さて、肝心のトッピングです。

全体像はこんな感じ。
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クラムクリートをトッピングシートに付けて、ブームエンドに結んだシートに付けたブロックとの間に調整用のシートを渡してあります。スタックパックもどきのトップエンドのシートもブームエンドブロックに取り付けてあるので係留中はそれなりのテンションが確保できています。

クラムクリートを拡大するとこんな感じです。まだ調整の余地があると思っているのでシートの長さは余したままで仮止めしてあります。
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赤いシートを手前上に引くとロックが外れて、必要な長さになったら引くだけでロック完了です。


クラムクリーから出ているシートはホイッピングすればより確実になると思いますが、手持ちのロープを使ったのと、少し太く色を合わせたものに変えるつもりなので、今のところはこれで様子を見ます。

トッピングリフト自体は大きな力の掛かるものではありませんが、何処かに引っ掛かったり、係留中にブームを退避させるためメインシートを強く引くこともあるので切れない程度の強度は必要になると思います。

クラムクリートを見つけた事で長らく懸案だったトッピングレフトの調整が出来るようになりました。まだ洋上で試していないので理屈通りになるかどうか分かりませんが、近日中に試してみたいと思います。




4月29日 観音崎までデイセーリング

2012-04-29 | 22:27

昨日の続きです。一夜明けて今日は日曜日。

6時半に起床したものの出港は9時でした。やはり日曜日ですね、出港口は団子状態です。7杯くらいのヨットとモーターボートと一緒に出ます。北東から東の風を正面に受けながらセールアップ。何時ものようにトッピングリフトがセールに引っ掛かって気になります。今日は帰ってから何とかしたいな。

今日の目的地は観音崎と決めていたので直ぐに南行開始。三浦半島方面はもやが掛かっていて見えません。八景島、猿島でもこんな感じです。
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猿島をアップで撮っても当然変わらないです。
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風が弱いので機帆走ですが、4〜5ノットで快走です。途中、30フィートオーバーのクルーザー2杯ほど追い越されましたが、保田でしょうか。今日は大混雑でしょうね。

出港してから2時間ほどで観音崎に到着。少しずつですが風向きが変わってきて南に近くなってきました。
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この写真を撮った直後に風向風速とも激変。海面が波打ってきました。それまでポートタックでしたが、タックしてスターボードタックに。体感で6〜7m位に上がったのでジブを100%くらいにまでファーリングして進めます。もう少し遠出するならファイトも良いのですが、観音崎でUターンを決め込んでしたので、戻ることにします。暫くは快走でしたが走水の辺りで風が落ちてしまいました。三浦半島の陰になったので微風になってしまったのですね。

少し風待ちしてみましたが状況が変わりそうにないので機帆走に逆戻り。行けども上がってきそうにありません。これならファイトしていた方が良かったかも…

ようやく八景島を臨む位置まで戻ってきましたがジブを張っているのも無駄なような気がして巻いてしまいます。波も無いように思えますが波長の短いうねりがあるのと、時折本船の引き波と思しき一発芸の高波?が押し寄せてきます。
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付近に他船の居ないことを確かめてからコクピットのベンチでごろ寝。ウトウトしている内に第三灯浮標(緑)がすぐそこに。
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機帆走と言っても船を安定させるためにメインを張っているだけです。それで5ノット、エンジンは2,000回転です。NAVIONICSを使ってマリーナまでの距離を測ると6nmありますから1時間強掛かります。もうすぐ12時ですけど昼食は帰ってからですね。

マリーナ近くでは帰港する船が団子状態。方舷だけで3杯、もう方舷にはモーターボートも含めて4杯います。
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皆さん無風状態が我慢できないものと見えます。私もそうですが…


昨夜のビールが多かったのか、ちょっと陸酔い気味なので昼食は7イレブンであっさりとそうめんを買い込んでアウトレットのボードウォークで頂きました。直ぐ傍にマリーンショップのコアタイムがあるのです。ここのオーナーとは顔なじみでクラムクリートを買うならここと決めていました。トッピングリフトの調整はクラムクリートが良いのではと思っていたので早速相談です。

丁度オーナーが出てくるところだったので早速強度などを相談。大丈夫そうなのでブロック付きのクラムクリートと小ぶりのシャックルを調達して自艇に戻りました。

トッピングシートにシャックルを付けクラムクリートをぶら下げます。ブームエンドに短いロープを結びブロックを付けてクラムクリートのエンドに結んだシートを折り返します。クラムクリートのブロックにシートを通してロックすると調整可能なトッピングリフトの完成です。
ブームエンドのブロックにはブームカバー(スタックパックもどき)のエンドトッピングを結んであるのでブームカバーが緩むこともありません。

シートの長さを調整しながらやってみるとどうも調子が思わしくないので、一旦解体してシート類を良く見てみます。すると何のことは無い、ブームバングを緩めていませんでした。いくら引いても思わしくないはずですよね。
再度組み直して完成です。

このクラムクリートは裏側からシートを通してブロックで反転させ反対側から引くとロックしながらシートが引けるので、楽に確実に引けます。ロックを外すのはシートを手前上に引き上げるだけなのでシートがロックの溝に深く食い込んでいても簡単に外せます。
470のブランコシート(トラビーズ)を止めるのに使うそうですが、26フィートクラスのクルーザーなら強度は実用上十分です。

百聞は一見に如かずですが、写真を撮り忘れてしまいました。次の機会にブームに穴を開けなくても済む調整式トッピングリフトを紹介したいと思います。




4月28日 保田に行こうと思ったのですが…

2012-04-28 | 22:37

大型連休初日の28日。泊りがけで保田に行こうと思っていたらかみさんの母上が退院と言う事でてんやわんや。
連休前にと思って購入したメディアプレーヤーの到着を待っていたらマリーナには15時着。保田は諦める事になりました。

それでもトワイライトセーリングを楽しみたいと思い、16時半に出港。泊るつもりで来たので遅くなっても大丈夫です。太陽の位置が高くてトワイライトというほどではありませんが、雰囲気だけは出ていると思います。
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程良い風を受けながら南行します。4mに満たない風なので機帆走です。少しずつ夕日を受けながらの帆走になりました。
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明日もあるのでそれなりのところでUターンします。
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途中までパウハッチを開けていた位に波が無いです。

早くメディアプレーヤーを試したくて陸電が使える場所を探したのですが、生憎と満杯。センターハウス前のビジター桟橋にまで係留したのですが、電源は使えず仕舞い。お隣は木更津から来たという30フィート艇の3人グループでした。

夕食を済ませてから自バースに戻ります。
港内とは言えども夜間の航行には気を使います。20時ですから完全に暗くなっているので航海灯を点燈です。航海灯って夜見ると綺麗ですね。

もう寝ている人もいる時刻なのでデッドスローで自バースにアプローチ。舫い終わってからショータイムです。

メディアプレーヤーはテックが扱っているネットワークメディアプレーヤーでHD900Bという機種です。FULLHDに対応していて、Android OSとUNIX系OSのデュアルブートになっています。内臓HDDの他にUSBやSATA外部端子に接続した2.5、3.5インチHDDもNASとして使うことが出来ます。
詳しくは別の日に紹介したいと思いますが、取敢えず使えるかどうか試してみます。

用意したのは2.5インチHDDのUSBドライブ、3.5インチのベアドライブです。どちらもBSで録画した映画が入っています。H.264で圧縮したもの(レート12または8)と非圧縮(レート24)が混在しています。レートというのはビデオレコーダーのマニュアルにあったものですがどのような単位の物か良く分かりません。いずれもNTFSというWindows XP以降のWindowsで標準のファイルフォーマットに記録してあります。

最初に内臓の3.5インチHDDに挑戦。これはまるで駄目です。採用されているOSがlinuxだと思うのでUNIX風に初期化しないと相手にしてくれないようです。SATAというディスクを接続する標準インターフェイスが付いているのですが、接続ケーブルを持ってこなかったので断念。

次は2.5インチUSBドライブを接続してトライ。ファイルメニューからUSBドライブを呼び出すという方法でファイルの一覧が覗けました。再生すると非常にスムーズなものとカクカク動くものとありますが、再生は出来るようです。ファイルメニューを使えば動画の他に写真スライド再生、MP3の再生、インターネットに繋げばネットラジオも聴くことが出来ます。あのSHOUTCast Radioも再生対象に入っているのでPCもiPhoneも要らずに聴けます。

肝心のディスプレイは船PCの為に用意したフルHDの液晶ディスプレイです。HDMI端子があるのでそのままメディアプレーヤーに接続できます。再生出来てうれしいの訳は、船に積んであるDC−ACインバータは全オーナーが残してくれた矩形波の150Wインバーターで、液晶ディスプレイと船PCを両方起動するのには容量が不足なのです。

PCの様な電子機器の場合、矩形波のインバーターでは波形が合わなくて使えないのですが、このメディアプレーヤーは平気な顔をして再生しています。メニューが中国語という事から台湾辺りで作っている製品と思えるのですが、家電製品並みの電源事情で使える事に感動してしまいます。

因みに船PCの場合、短時間なら船搭載のインバーターで動作しますが、不安定で直ぐに止まってしまう事が多いです。バッテリーを内蔵しているPCなら矩形波インバーターでも動作します。バッテリーに充電するのは矩形波でも大丈夫だからです。私の場合、PC用のバッテリーを入れて充電しながら使うと言う事をやっています。

テレビ、冷蔵庫、電子レンジなどの家電製品は矩形波でも大丈夫なものが多いようです。船に搭載するインバーター(12Vの直流から100V交流に変換する機械)を選ぶ場合のポイントですね。大雑把な波形の矩形波に対して家の電気と同じサイン波形を作るものを正弦波と呼んでいます。商用電源よりも正確なサイン波を作るものから矩形波に近いものしか出せない物まで色々な機種があって選ぶのには苦労する事が多いです。

それに容量(300Wとか1500Wなど)も色々で定格700W出力できるというものでも実際は400Wがせいぜいというものまでありますから、よくよく調べないと買えないですね。

随分と脱線しましたが、メディアプレーヤーは私の環境では合格。快適に映画が見れる環境が作れました。

これまで色々と試してきたのでまとめると次の様になります。


・インターネットラジオ
iPhoneとiPad、船PC。無線LANのブリッジを付ければメディアプレーヤもOK。

・MP3オーディオ
iPhone、iPad、メディアプレーヤー、メディアプレーヤー、船PC。

・MP3音楽
iPhone、iPad、メディアプレーヤー、船PC、カーステレオ。

・写真
船PC、メディアプレーヤー。iPhone、iPadは転送が面倒なので、できますが除外。

・映画
メディアプレーヤー(HD液晶ディスプレイだけ)
船PC(HD液晶ディスプレイとUSB小型液晶の両方OK)

・FM放送
カーステレオ、iPhone、iPad。

・テレビ放送
iPhone、iPad、船PC。これはインターネットを通じて家のブロードキャストセンターに繋げたチューナーの画像を転送させるという変則的な事をやっています。


結局この中から
・パケ放題を契約しているのでインターネットラジオはiPhone。
・FM放送はカーステレオ。
・MP3はCDに焼いてある分はカーステレオ、iTuens経由の物はiPhone、iPad。
・撮った写真はHDDに落とす事にしてあるので、写真はメディアプレーヤー。
・電源を選ばないので映画はメディアプレーヤー。
・画面の大きさが程良いのでテレビ放送はiPad。
と言う事になりました。
結局、船PCはあるけど使わないという事になります。NewPecを入れたのでマルチメディアのプレーヤーとしてではなく、iPadのナビのバックアップと言う事になります。

で、結局どのくらい使うの?というと
・航海中はインターネットラジオかMP3で音楽を楽しみながらiPadのNAVIONICSでナビ。
・寄港中はiPadでテレビの天気予報、ニュースを見る。
・たまに寄港中や船内泊の時に映画を楽しむ。
位にしか使いません。船内泊でも余程気が向かなければ音楽を流している位ですから何をやっているのかな。と言う事ですかね。

まっ、色々やることに意味があるという事にしましょう。